■「仕事の報酬は仕事」
ある芸人さんと話してたんだけれど、
彼らは、自分たちにハッパをかける意味でも
高い額をいただくようにしているそう。
そのぶんやらなきゃ恥だぞって
プレッシャーかかるからって。
たしかに彼らは、
いつもギャランティー以上の笑いを届けてくれます。
ライブでも、
真っ先に「(お客さんの)アンケート見せてください」って言ってきたのは彼らだったし、
打ち上げのあと、「ごちそうさまでした」ってメールしてきてくれたのは彼らだけ。
そして、これまで5回の開催で、
一度もスベリなしなのも彼らだけ、毎回超爆発的にウケている。
日々、たゆまぬ努力を続けている様子を
本当に頭の下がる思いで見ています。
話をギャラの話に戻すと、
わたしも、
ありがたいことに、
仕事では平均以上のギャラをいただいています。
たとえば、書籍編集(執筆のほうにシフトしてきているので、最近は編集のお仕事ってあまりやっていないんですが)でいうと、
一冊50~60万円からという額をいただいていました。
おなじ仕事でも、平均は20~30万というところ、らしい。
下を見ればキリがないけれど、10万でやる人もいる、らしいです。
でも、それはこちらから提示したものではなくて、
仕事をさせていただいた結果、
先方さまからご提示いただいた額です。
つまり、わたしの仕事を見て、
先方さまが「これくらいが妥当」と評価してくださった額です。
誠実に仕事をしていれば、
見合わないギャラの仕事は、自然と寄ってこないんですよね。
勝手に自分の市場価値が上がってくれるので。
でも、安い仕事でもおもしろければ、
それが報酬だと思うので、
安い仕事でもやりますけどね
なにが言いたいかというと、
自分から高い額を提示していたり、
安い仕事をそれだけで断ったりしているあいだは、
それではまだだめだってこと。
仕事人としてね。
誠実に仕事をすることで、
自分の市場価値を高めて、
相手に評価してもらえるようにならなければ。
評価してもらうためには、
仕事を誠実にすること、
努力を惜しまないこと、
それしかないんじゃないかな。
それに、これは弁護士の高井伸夫先生の言だけれど、
「仕事の報酬は仕事」。
「報酬」というものを突き詰めていくと、
まさにこれに限ると思います。
わたしはお金で動いているんじゃない。お金では動かない。
お金は大事だけれど、絶対的なものではない。
わたしを突き動かすものは、
このあいだも書いたような
揺るぎない原点だったり、
感謝の気持ちだったり、
コントリビューションさせていただきたいという気持ちだったりするのです。
それがめぐりめぐって、
人より高いギャランティーだったり評価だったり次の仕事だったりに
つながっていっているのだとしたら、
それほどうれしいこと、ありがたいことはありません。
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