カテゴリー「●出版業界での仕事」の51件の記事

■OG訪問を受けました。 ■「フリーターからキャリアを積み上げたい」

A学院大学のKくん。
ブログを見てくれた出版・アパレル志望の大学生から、
OG訪問の依頼をいただきました。

わたしはA学の卒業生でもなんでもないのですが(そんなに優秀ではない笑)、
熱意ある学生さんの「会ってみたい! 話を聞かせてほしい!」という思いに応えようと、
お受けすることにしました。

本質的な質問も多く、
わたし自身、とてもいい刺激になりました。ありがとう。

で、A学といえば、わたしのT社時代の上司Kさんだなと思い、
紹介して、いっしょに話を聞かせてもらいに行きました。

久々にお目にかかりましたが、
お元気そうで&変わらずあたたかくて、うれしかったです!


また最近では、「フリーターからキャリアを積み上げたい」というかたから
ご相談メールをいただくことも増えています。

このご時勢ですからね、
雇用形態へのこだわりよりも、やりたいことを優先する
その選択は賢いと思います。


後進を育てるというほどたいそうなことはできませんが、
やはりこういった声に応えていくのも
自分の大切なミッションだと思っています。

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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■カメラマン須藤夕子さんに撮っていただいた写真です!~カメラマン須藤夕子さんに笑顔泥棒していただきました!(2)

笑顔泥棒こと須藤夕子さんにお撮りいただいた写真です。

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さわやかまりまりになってます。

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欠点をカバーするようなポージングをご指導くださり、
最大限に長所を引き出してくださいます。

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ちなみにこのトップスはMiriam Ocariz
耳を出したほうがいいよとアドバイスいただきました。

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笑顔泥棒こと須藤夕子さんにお撮りいただいた写真・スーツ編です。

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スーツのまえをあけたほうがいいとアドバイスくださいました。

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スーツはEMPORIO ARMANI、インナーはDonna Karan

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この日は、実は彼もいっしょに撮っていただいたんです。
もちろんプロフェッショナルの撮った写真に
モザイクなんてかけられるわけありませんから、
彼の写真、初公開でっす!shineshine
いまだけだぞ!!

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実物の300%増しです(笑)happy02
もちろんわたしのトータルコーディネートで。
素敵に撮っていただいて、須藤さん、ありがとうございます!

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こんなショットも撮っていただきました。
やたら撮られ慣れている感のある彼。。。coldsweats01

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眼鏡を取るとこんなかんじ。

須藤さん、ツーショットまでお撮りくださいました☆

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似合ってます?happy01heart04

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いぇーいnotehappy01scissors

須藤さんに撮っていただきたい方、お気軽にメールくださいね☆

【関連記事】
■カメラマン須藤夕子さんに笑顔泥棒していただきました!(1) 

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■カメラマン須藤夕子さんに笑顔泥棒していただきました!(1)

まさかこのひとのファインダーの向こうに立てるとは――


気鋭のカメラマン、笑顔泥棒こと須藤夕子さん
素晴らしい感性と半生をお持ちの方で、
わたしの芸人さんのキャリアインタビューの連載http://careerzine.jp/article/corner/4/)でも、
取材をごいっしょさせていただいていますが、
お会いするたびにビンビンに刺激とエネルギーをいただいちゃえるの。


出会いは、4年まえ。
わたしが、経沢香保子社長ご監修の「夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法 」(ダイヤモンド社)の執筆と編集を担当させていただいたのがきっかけでした。

50人のキャリア女性をインタビューさせていただいたなかで、
ダントツに輝いていて感銘を受けたのが、
須藤夕子さん、そのひとだったのです。


その生き方、感受性に惹かれ、
「いつかお仕事をごいっしょさせていただきたい」と願っていたら、
それが叶い、

ついには夢にまで思わなかった、
彼女に自分の写真を撮影していただけるということが、
昨日、現実になりました。

「須藤夕子に笑顔泥棒されたい!」コミュには、
 約1000人ものひとが集まっている、
 超人気カメラマンさんでもあるというのに!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1133631


ハリウッドスターからなんから著名人という著名人を
すべてといっていいほど撮影されているカメラマンさんなのですが、

わたし(&彼)のような素人を撮るのにも
非常に手厚くしてくださり、

やはり高いプロフェッショナル意識をかんじるとともに、
「あぁこれがカメラの向こうの須藤さんなんだ」と、
撮影中の彼女の笑顔に感動しつつ、
「本当に写真を撮るのが好きなんだな」
と深く感じ入って……

とにかく、すごくすごーーーく感激してしまいました!

須藤さん、本当にありがとうございました!


須藤さん、
すごいひとばかり撮っておられるので、
わたしなんて恐れ多いと思いきや、
一般人でも、とても気さくに撮ってくださいます。


これを読んでくださっているみなさん、
特に「自分」を出して仕事をするみなさんは
プロフィール写真(ポートレート)は
絶対須藤さんに撮っていただくことをオススメします!

あと、お子さんのいらっしゃる方も!
子どもの笑顔をとらえるコミュニケーションが素晴らしいのです。

そうは言っても……と
お値段にびびってるあなたも、
聞いたらもっとびびりますよ、
撮っていただくお写真の価値からすると、
一ケタも二ケタも違うお値段で、気さくに撮ってくださいます。
本当のプロフェッショナルだと思います。


須藤夕子さんに笑顔泥棒していただきたいあなたは、
お気軽にメールくださいね☆


昨日撮っていただいたお写真は、
届き次第、アップします。

大川内なんかがこんなになっちゃうの!? って思うからホントに。
絶対、撮っていただきたくなっちゃうから。

お楽しみにお待ちください☆

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#須藤夕子さんの写真集。「Catch Your Smile!
 世界中から、とっても愛らしい子どもたちの笑顔を盗んできてます☆

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■【追記2】自分らしく生きられない人たち(1)~好きな仕事、やりたい仕事ができない

わたしはM大学人間学部心理学科の生徒でもあるのですが、
いま臨床心理学を学習していて、
ちょうど先日書いた記事とリンクするような内容があったので、引用します。


ポジティブな結果に執着すること
(ポジティブな出来事のあとに自己注目をすること;
たとえば、合コンで好みの異性から話しかけられ、いっしょに楽しいときを過ごしたことを繰り返し考える)
は、
楽観の原因となります。(例:「今度はうまくいくかも」)
しかし、将来失敗した場合、
うまくいくと考えていた分、かえって大きな失望と幻滅を経験するかもしれません。
(「うまくいくと思っていたけど、やっぱりだめだったか」)
そこで、ネガティブな出来事のあとに自己に注目することによって、
ネガティブな自己イメージを維持し、
将来大きな失望や幻滅を味わう危険性を潜在的にすくなくしている
のです。


特に、最後の一文ですね。
なにかのヒントになれば幸いです。


【関連記事】
■自分らしく生きられない人たち(1)~好きな仕事、やりたい仕事ができない
■【追記1】自分らしく生きられない人たち(1)~好きな仕事、やりたい仕事ができない
■自分らしく生きられない人たち(2)~心の病気など弱いところを見せられない


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■【原稿】不況でも必要とされるアイディアマンになれ! ビジネススキル「企画力」を身につける

0904bimgp2532
企画力に“だけ”smileは定評のある(sign02笑)
大川内の企画術の原稿が公開になりました。

-------
不況でも必要とされるアイディアマンになれ!
ビジネススキル「企画力」を身につける
http://careerzine.jp/article/detail/531/
-------

今回、なんと大川内が実戦で書いた
アイディアスケッチの写真も公開!(2ページ目)

われながら、
この連載のなかで、
いちばんいい原稿になったんじゃないかな~と思います。

よろしければご一読を♪happy01

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■編集者の心がけ~原稿ほめていただけました!

いま執筆中の書籍で、
本文をうんうん試行錯誤していたら、
編集者の方から
  「まえがきを先に書いてみましょうか?」
というアドバイスをいただきました。

たしかに、まえがきでまずコンセプトを明確にしていたほうが、
本文の方向性も定めやすいな、と思い、
週末に書いて、今朝アサイチで提出してみました。

すぐに電話がかかってきて、
「怒られるのかな。。違ったかな。。。」とドキドキしていたら……

     「大川内さん、すごくいいです!」

めちゃくちゃうれしかったー!

これが自信になり、
本文も筆が進みそうです。happy01

やはり編集者たるもの、こうでなくちゃsign01
とあらためて思いました。

わたしが編集者をしていたころも心がけていたことだけれど、
原稿をもらったら、すぐお礼を言う。
そして、思ったことを率直に、著者にフィードバックする。

わたしがお仕事させていただいていて、
すごくやりやすいなぁと思う編集者さんは、
みなさんそうです。

今日はあらためて編集者の鏡を見ましたshineshine

さぁて、がんばって書くぞー!winkrock

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【原稿】ムダをなくしてよりクリエイティブな仕事に集中する! ビジネススキル「整理術」を身につける

入院中も、ちょっとずつ仕事はしてたわけで。

ムダをなくしてよりクリエイティブな仕事に集中する! ビジネススキル「整理術」を身につける
http://careerzine.jp/article/detail/390/

整理術とは検索性を高めることだという視点から、
わたしのやっている情報整理術として、
WEB上の情報をスクラップする方法を公開しています。

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はじめての講演を終えて~(2)出版人が話す、ということ

やはりわたしはどこまでも「編集者」なのだ――
先日の講演を終えての第一の感想がこれでした。

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今回、はじめて講演をさせていただいたのですが
(これまでは病気の都合上、講演・テレビ出演などは、せっかくご依頼いただいてもお断りせざるをえなかったんですね、長らく)
「はじめて」であることは、
わたしは一切、事前にアナウンスしていませんでした。


なぜかというと、
そこに対価を払ってきてくださっているかたにとっては、
わたしがたとえ100回1000回の講演をこなしている講師だろうと
まったくはじめての演壇に立つ講師だろうと
そんなものは関係ないから。


講師として壇上に立つ以上、
わたしはプロフェッショナルとして話さなければならない。

そう思っていましたし、
終えたいまでもその姿勢に間違いはなかったと思っています。

「はじめてだからこれくらいでいいでしょ」といった
甘えや言い訳の介入する余地を自分に与えませんでした。
(いい意味の妥協はあったけれどね)

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で、もちろん「はじめてでヤバい」というか
まがりなりにもプロフェッショナルとしてお話をさせていただくのだから、
準備を相当入念にやらないと、っていう危機感はありました。


なわけで、準備なんですが、

まず意識したのは
書き言葉」と「話し言葉」の違い


わたしは日頃文筆屋として編集者として、
主に「書き言葉」を相手にしておるわけですが、

すべて「話し言葉」にしていくことを意識しました。

表現・用いる語句を「読んでわかる」ものから
「聞いてわかる」ものに変えていく。


具体的に言うと、
たとえば、「御社」と「貴社」の使い分けのようなものです。

聞いて意味をとりづらい「貴社」は書き言葉、
話し言葉は「御社」で。

あれといっしょです。
(って、このマナー?というか使い分け、意外と知らない人もいたりして??)


だから、
わたしの著作物、原稿、ブログを読み慣れてくださっているかたは、
大川内の用いる語彙が普段と大幅に違うことに気付かれたかもしれません。


あと、リフレイン(繰り返し)、抑揚、強調、声の高低、スピードの緩急などなど……
も、話し言葉として意識しましたね。


それから、全体の構成や話の展開。
これはまさに編集者としてのスキルが活かされたと自負しています。

もちろん、そこも話し言葉として、の構成や展開を
自分なりに考えました。

053

あとね、ひとつタネあかし(笑)ですが、
あのね、今回はじめての講演にあたって、
わたしがイチバン参考にしたもの。
なんだと思います?

それはね、、、



週3~4のペースで行っているcoldsweats01
お笑いライブ


あぁぶっちゃけちゃった。。(笑)←週3~4ってペースのほうの話ねw


でも、真剣にね、そうなんです。
ものすごーくお勉強させていただいて、参考にさせていただきました。


なんというか、どこをどう、と具体的に言うのは難しいのですが、
たとえば尺(持ち時間)の使い方ひとつにしろ、
展開、構成にしろ、
聞き手の注意を引くポイントとその方法とかね、


普段ヘヴィロテでいろんな芸人さん方の舞台に
おじゃまさせていただいていますが、

その普段見ていることを、
それとなく取り込んでいる自分がいましたね、うん。


なので、
いつもお付き合いさせていただいたり拝見させていただいている芸人さん方にも感謝だし、
わたしがこんなにお笑いライブにハマって通いつめるようになったきっかけをくださった、
芸人・南野やじさんには格別の感謝をしたいと思います。

やじさんに関しては、
彼もわたしが初講演の日に、移籍先の事務所・プライムさんでの事務所ライブの初舞台を踏まれていて、
「やじさんもがんばってるんだから」と励みにもなりました。

やじさんをはじめ芸人のみなさん、ありがとう!!!!


ありがとうは、やはり聞きにきてくださったみなさま、
おひとりおひとりに、心をこめて。ありがとうございました。

そして、主催の超ブレイク塾Nさん、
Nさんとの出会いのきっかけをくださったN社長、
感謝感謝です! ありがとうございます。

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そんなわけで、
反省点を挙げればキリがなく、
まだまだこれからがんばって修練を積んでいこう、というところではございますが、

わたくし、大川内麻里、
プロフェッショナルの仕事人として、お話させていただいたつもりです。

未熟者ではございますが、
ぜひまたこういう機会を頂戴することができたらなって思っています。

今回やらせていただいて、本当によかったです!
次回は、さらなるパワーアップを誓います!(もちろん♪wink

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ブログに書いてくださったかた発見!flairshineshine
 たらちゃんありがとう~notehappy02
15日の超ブレイク塾~大川内麻里さん講演~
http://ameblo.jp/yumeno-takinobori/entry-10089134177.html
(ブログ「フーテンの鱈さん~自転車放浪の旅~」より)

主催してくださった超ブレイク塾さんのサイトでも
レポアップされる……はず、だよねーぇNさぁんgawk(←軽くプレッシャーをwsmilebleah
→アップされてますnotehappy02 感謝!
★開催報告★08年4月15日★大川内麻里「ポジネガシンキング」のすすめ★
http://www.school-superbreak.com/archives/184


【関連記事】
はじめての講演を終えて~(1)半生を語るということ

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自分の本質を理解してくれる人に「自分」を書いてもらう喜び~インタビューにおいて大切なこと & 「本を編集者で選ぶ」という贅沢

自分の本質を理解してくださっているかたに
自分のことを書いていただくのが、
こんなにうれしいことだとは……!


15日(火)の夜に、
不肖・大川内、がんばらなくてもいい~ポジネガシンキングのススメというテーマで
恐れながら講演をさせていただくわけですが、

それに先立ち、
主催の超ブレイク塾さんがサイトに告知文を掲載してくださったんですね。
http://www.school-superbreak.com/archives/172


これ拝読したときに、
わたしすごーくうれしくて感激しちゃって。

「あぁわたしの本質を理解してくださっているんだな」ってことが
一文一文からにじみでていて。


これをお書きいただくのに、
主催の超ブレイク塾・事務局代表Nさんには
一度お会いして、お茶&お酒をごいっしょさせていただいただけ。

そう、たった一度お話しただけなんです。

それだけでここまでつかんでくださるとは。


それはやはりNさんが
ありのままのわたしの肯定してくださったからなんですよね。

わたしの経歴なんて、
ブログに書いていることだけでもドン引きされる要素満載だって
自分でもわかっていますがbleah(笑)(わかった上で書いてます^^ゝ)

ブログには書けない・書いていないようなディープな話を
(あ、いまあなた「えsign02 大川内、これでもまだ書いていないネタあるのsign02sign02」って思いましたね?smile(笑))

受け入れて、つまり肯定感を与えてくださいながら、
傾聴してくださったんですね。


これぞインタビューの基本であり、
かつ見落としがちでもある
でももっとも大切なことだ、って思います。

「相手のことを受け入れて、自己肯定感を与えること」

プロのライターや編集者でも、
この大切な基本ができていないひとって、結構いるんじゃないかな。


自分自身のこれまで聞き手・書き手としてやってきたインタビューを思い出し、
自分は相手にこんなふうな時間喜びとを提供することができていただろうか、と考えさせられました。


ちなみにNさんは、大川内が出会った瞬間に「ちょー大好き!!happy02」と思った方。

普段から好きな人からしかモノも買いたくなかったり、好きな人としか仕事していなかったりするわたしなので、

今回Nさんからいただいた貴い機会を本当に大切にしたいし、

微力ながら、超ブレイク塾・Nさんにコントリビューション(貢献)させていただくことができたらなって思っています。


脱線しますと、この「コントリビューション(貢献)」という考え方は、
本田直之先生の「レバレッジ人脈術」(ダイヤモンド社)に詳しいですが、

「まさに自分が対人関係において、大切にしていること、大切にしていきたいことはこれだ!」
ってビンゴった一冊です。


こちらもお世話になってばかりの、敬愛するT編集長が編集を手がけられたもの。


レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術」(東洋経済新報社)で、
人脈について、本田直之先生が「コントリビューション(貢献)」という考え方をなさっているのを知って、
これについてもっと詳しく知りたいなー、これで一冊あればな~。。

……なぁんて思っていたら、さすがT編集長!!happy01happy02

そして、数々のベストセラー・ロングセラーを生み出し、
社会現象まで巻き起こしてこられたT編集長のご編集だけあって、

レバレッジ人脈術」さすが内容の濃い素晴らしい一冊になっています!shineshine


ちなみにちなむと「本を編集者で選ぶことができる」(「○○さんが編集された本だから」「出版社○○社長もとで出された本だから」などといった動機で本を選ぶことができる)のは、
この仕事をしている醍醐味のひとつかな、と普段からよく思います。^^


みなさんもぜひご一読あれ!


話を講演会のことに戻しますと、
自分でハードル上げるようなことは書くまいと思っていたのですがcoldsweats01
(ビビリなんでね(笑))
そんなこんなの超ブレイク塾・Nさんのもと、
当日はがんばろうって思っています。

「きてよかった」って思っていただけるように。
「この時間をすごしてよかった」って思っていただけるように。

ブログには書いていないことをたくさんお話しようと思っています!

ぜひみなさんいらしてくださいね☆


お申し込みは、下記申し込みフォームから
http://www.school-superbreak.com/seminar/seminar.php
【4/15(火)がんばらない~ポジネガシンキングのススメ】
をお選びいただくか、

わたくし、大川内宛にメールメッセージをくださいね!

★「大川内のブログ見た」で3000円→2000円と1000円割引になる特典アリ升★

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★4/15(火) 夜・講演やります!★

ありがたいご縁で、講演をさせていただくことになりました。
みなさん、お誘い合わせの上、ぜひいらしてくださいね。

●テーマ:がんばらなくてもいい
 ~ポジネガ・シンキングのススメ

●講師:弱さを許す癒しの言葉 物書き/編集者 大川内麻里

●日時:4/15(火)19:30~

●場所:東京都港区東新橋2-10-10 東新橋ビル2F
新橋から7分、汐留から5分、大門から6分、浜松町から7分

●主催:超ブレイク塾さま(感謝!)
http://www.school-superbreak.com/

●料金:一般3000円 学生1000円 フリーター・ニート1000円
……のところを!

★☆「大川内ブログ見た」で2000円になる特典アリ!!☆★

参加ご希望のかたはメールください!
お待ちしております。

講演後、交流会もあります。
みなさんとお話させていただけるのを楽しみにしております。

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Viva! フリーター!!

今夜はまたエキサイティングな出会いに恵まれました♪

とある若手経営者のかた。
中退、大検、フリーター、起業、西武国分寺線(笑)……
とまさに類友状態でシンクロしまくっていて、
ずっとお会いしたいと思っていたかた。


まだ詳細は非公開ですが、
いっちょいっしょにおもしろいコトやったりまっか♪的な
具体的なお話も弾む弾む弾みまくりました!


ホントこれ実現したら、てかもちろん実現するんですけれど、
ひじょーにおもしろいことになるプロジェクトなんで、
みなさん期待していてください!


しかし志をおなじくするかたと話すと、
やっぱりアツイですね〜!



ところで、それとは別に、
大川内、実は今日ひとつ
新しいところに踏み込んでみました。

これもまだ詳しくは言えないんですが(そんなんばっかでゴメンナサイ^^;)、

ある意味、
チャレンジでもあり、
原点回帰でもあるっていうか。


やっぱりわたしの原点って、

離婚して、家族を失って、
学歴も社会経験もスキルもなーーーんにもなくて、

ホント裸一貫、ゼロの状態から
時給何百円のアルバイトをスタート地点にはじめた、

あのフリーター時代にあると思うから。


あの時代を生きてきた、
あそこからはいあがってきた自負はあるから、

それを思えば、なんだってできる! って。

そう、思うから。


でも、正直すこし弱気になりかけていたところもあって、

あるかたからの一本の留守番電話に勇気付けられました。


ありがとう。
あなたの「がんばろ」の一言で、
わたしはまたがんばることができます。

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大切な方からいただいたお言葉

どんなことでも活かせるといいね。
そのためには
釈迦に説法だけれど感謝を忘れないことだね。
感謝を忘れなければだいじょうぶだよ。


今日、とってもとっても大切な方からいただいたお言葉です。


出版人として、経営者として、ひとりの人間として、
心から敬愛し尊敬する、わたしの師です。

そのお声ひとつで、お姿ひとつで、
心を満たしてくださって、
幸せなきもちにしてくださって……それがK出版・S社長。


S社長との出会いをなくして、
わたしはこの仕事を続けてこれていただろうか。

病気で仕事から離れることを余儀なくされ、
長い充電期間を経て、
それでもこの仕事に復帰したい、と。


世のなかをよりよくしたい。
ひとの人生を心豊かなものにしたい。
だれかを救えるかもしれない。

S社長と出会わずして、
その「原点」からブレずに歩いてくることができただろうか。


麹町を歩きながら、あたたかい涙を流して、

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帰宅してから、いただいたご本「仕事は味方」を拝読して、
また涙がこぼれた。


「幸せになっちゃいけない」って思っていたんです。
わたしなんか幸せになっちゃいけないって。

「幸せになろう」って決めても、
どこか自分で自分の邪魔をしてしまうんです。


(以下「仕事は味方」(かんき出版)より引用)

幸せになりたい。

こころのどこかでは、誰もがそう想ってる。

でも、幸せのことを、真剣に考えてみないのは、なぜだろう?

このままでいいのかな?と自分に聞いてみないのは、なぜだろう?

なぜなら、そこには、恐れがあるから。

自分は一番大切な存在。
だから、それを受け取るのが怖い。

幸せを真剣に考えるということは、自分を受け取るということ。
今の自分自身を見つめるということ。

それは、とても怖いことだったりする。

だから、考えないようにしてる。
幸せのことを真剣に考えないようにしてる。

それだけ怖いのは、
自分を自分以下に見積もっているから。

自分、は思ったほど、悪くない。

だから、勇気を持って、えいっ、と受け取ってみれば、

きっと、自分以上の自分に出会える。

(「仕事は味方」(かんき出版)より引用了)


幸せになろう。

今日、S社長にお会いして、

だいじょうぶだって思えたから。

この仕事を続けていこう。

幸せはわけ放題なんだから、
まずは自分が幸せになろう。(「戦わない経営」(かんき出版)より)

そしてたくさんのひとに、その幸せをシェアしよう。

それがわたしの夢であり原点だから。


S社長という存在に、
S社長のお仕事に、
心を込めて――ありがとうございます。


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オートトレーディング・ルフト・ジャパン新事業発表パーティー

一昨日書いた
オートトレーディング・ルフト・ジャパン株式会社さまの新事業発表パーティー。
(→「ミシュランなお店でParty!」)
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本当にとっても素敵な時間をすごさせていただきました!

南原社長のご人脈だけあって、
やはり魅力的な方がたくさんいらしていて、
素晴らしいご縁をたくさんいただきました!^^

またミシュランガイド東京が発売されたその日に、
見事、星を獲得されたフレンチレストランキャーヴ・ド・ひらまつでの
パーティーに参加させていただけるなんて、
とっても素敵な記念になりました。

すこしだけ写真を撮ってきたので、ご紹介しますね♪0711bimgp1979

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鴨のテリーヌ。
スモークサーモンのオレンジソース。
サーモンは、なんとスモークしたてのものを
目のまえで開けて
薫りを楽しませてくださったんですよー!

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そして、デザートがまた絶品!
つくられている様子、その手さばきの鮮やさは、もはや芸術。0711bimgp1987

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フランベする瞬間。

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まるでアートのよう。

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大好きな漫画家の倉田真由美先生(「だめんず・うぉーかー」でみなさんおなじみ☆くらたまセンセイ。お目にかかれて光栄すぎました!!目がハートハート)も
このデザートには「ちょーおいしそーっ」と大興奮のご様子でした♪

お招きくださいました南原社長、出会ってくださったみなさま、
ほんっとう~にありがとうございました!

【関連記事】
ミシュランなお店でParty!
パーティーヘア&ファッション
これまでわたしはずっと感謝で生きてきたし、これからもずっと感謝で生きていく

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MICATE・淡水パールのロングラリエット

いつもアクセサリーをオーダーさせていただいている
MICATEさんのラリエット。

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この写真でもつけている(わたしは右の白黒のひとですYO!(笑))

淡水パールのロングラリエット。

0710bimgp1847

もとはピンクの淡水パールとグリーンの葉っぱのデザインだったのですが、
わたしの希望にあわせて白×黒でつくってくださいました♪

MICATEさんのアクセサリーは、
ひとつひとつが、つけるひとへの思いを込めてつくられたもの。

ご自分でデザインから制作までおひとりでなさっているのですが、
彼女のお仕事に関するインタビューをさせていただいたのがきっかけで
その思いに胸を打たれ、以来、ずっとお世話になっています。

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世界にたったひとつの、
自分のためだけに
心を込めて手作りしてくださったモノを
身に着ける豊かさ……プライスレス。

【関連記事・写真】
世界でたったひとつの贈り物(メンズ・シルバーチョーカー。オニキス・ヘマタイト)
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 弊社 創藝舎 が、執筆・編集協力をさせていただきました。

Kabu200

「株」データブック 銘柄推奨版 07年夏 これからグンと上がる株200」(ダイヤモンド社
ダイヤモンド・ザイ(ZAi) 関連書籍


私、大川内麻里は入院加療中です。
 大川内への執筆・編集(実務)のご用命は、まことに恐れ入りますが、体調回復まで、いましばらくご猶予をいただけますよう、お願い申し上げます。
 大川内の現場復帰までは、弊社 創藝舎 スタッフがご対応させていただきます。
 何卒よろしくお願い申し上げます。)



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大川内 麻里が取締役を務める 創藝舎
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生涯、出版人。

春の日に旅立った、大切なあなたへ。
誓います。


「生涯、出版人であり続ける」と。



編集者という生き方の喜びを教えてくれた。
本気で惚れ込んで、人間と人間として、魂をぶつけあって、
これ以上ないほど、心の深くまで肉薄した、著者であり、

そして、おなじ悲しみを体験し、語り合い、
おなじ喜びを共有した、大事な大事な友人に。


わたしはあなたに出会えたことを誇らしく思う。
あなたの生き方を一冊の本にできたことを誇らしく思う。



出版人であることを、
大川内麻里であることを
誇りに
これからも生きていく。





やっと、この一言を言える心境になってきたかな……
――「ありがとう」

あなたに出会えてよかった。







美涼さん、わたしはこれからも、一生、出版人であり続けるよ。

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#009 それは『喜び』の伴う仕事ですか?

この文章は【2006/04/09】に執筆した連載から転載したものです)  

 さらに、給与には外的報酬内的報酬のふたつがある。
 外的報酬とは給与そのものやインセンティブ(奨励金)といった、お金として受け取れるものである。
 それに対して内的報酬とは、給与の額には表れないが、その仕事を通して得られる満足の報酬といったものである。
(中略)
 私の場合、外的報酬よりも内的報酬を増やすことを心がけてきた。
(中略)
 また、仕事を長く続けていくには、内的報酬がちゃんとなくてはつとまらないということもわかってきた。
 仕事をなし遂げたときの「達成感」や、自分が成長していることを実感できる「成長感」こそ仕事の原動力であって、他人からの評価という、自分の努力ではいかんともしがたいものにとらわれすぎるのは得策ではないと気づいたのである。

出典:
 『シゴトのココロ』 松永真理 著 (小学館
 31-33頁/28-35頁「給与の額に不満ですか?」より
 初版:2004年5月10日

[本の情報を見る]Amazonで購入][松永真理さんのほかの著書]



 わたしが、好条件の出版社勤務をやめ、いつ収入が入るか、いつ仕事が途絶えるかわからない、フリーランスの執筆者/編集者に転身したこと。

 それは、外的報酬よりも、内的報酬をとった結果にほかなりません。

 会社のカラーなどにとらわれず、さまざまな出版社とおつきあいさせていただくことで、より「自分のつくりたい本作り」に、すこしでも近づいていこうと。


 不安でした。
 仕事が軌道に乗らなくても、つまり、収入がロクに入ってこなかったとしても、向こう1年は食べていけるだけの貯金を手にしての決断だったとはい え。
 自分の実力よりも、ちょっと高めのハードルを強いた事業計画を立てていたとはいえ。
 具体的な目標設定と、そのために自分のやるべきことを、具体的に計 画していたいたとはいえ。


 不安でした。
 安定という言葉を使うとすれば、わたしは安定を捨てて、不安定な暮らしが待っていることが十分に予測されるところに、身を投じたのですから。


 不安と焦りだけが、わたしを支配していたように思います。


 フリーランスになったとき。
 まずは、フリーランスで、信頼していただける取引先を増やしていくなどといったことに努めよう。
 しかし、個人で請け られる仕事には、やはりキャパシティーや社会的信用の面などから限度がある。しばらくはフリーランスでやっていきながら、そうだな、32歳くらいを目安 に、編集プロダクション(出版下請け会社)を設立しよう。

 それくらいにまでは、起業準備も整うことだろう、否、それくらいまでには整えよう。それを視野に 入れた上でのフリーランス活動をしていこう。そう考えていました。
 25歳のころのことでした。


 しかし、フリーランスになって半年。思わぬ転機が訪れます。
 自分の将来的なビジョンを、もっとも尊敬する執筆者/編集者であったひとに話してみたところ、まったくといっていいほど、おなじビジョンをもっている。
「いっしょに、編集プロダクション(出版下請け会社)を興さないか」
 思ってもみない言葉でした。


 しかし、わたしは、すぐにその話に乗りませんでした。何度も何度も話し合いを重ねました。具体的に。慎重に。最悪の事態を想定して。


『起業』もおなじことなんですよ。
『フリーランス』となにも変わらない。
『フリーター』となにも変わらない。
 すべて経験したからわかるんです。
 なにも変わらないんです。


『起業』したからといって、輝かしい未来だとか、安定した生活だとかが待っているという保障がつくわけではないんです。
 リスクは、常につきまとうものなのです。


 リスクマネジメントができないのならば、なにをやったっていっしょです。
『起業』しようが『フリーランス』として独立しようが『フリーター』で 頑張ろうが。



 リスクマネジメントをするための最良かつ最短である方法は、具体的に、慎重に、そして、最悪の事態を想定しておくことです。


――創業1周年を来月に控えています。1年目にして、決算は、大幅黒字です。 この文章を執筆したのは【2006/04/09 11:59】)


 わたしが、常に忘れずにきたこと。それは、内的報酬の追求です。そして、それを追求し続けるために必要な努力です。


 努力とは、日々の小さな積み重ねこそが根底にあるもの。「ありがとう」と「ごめんなさい」がいえるかどうか。あたりまえのことをあたりまえにできるかどうか。


 逆にいえば、あたりまえのことをあたりまえにやるだけでいいんです。


 より「自分のつくりたい本作り」に、すこしでも近づいていくこと。
 そして、それから生まれてくるもの。たとえば、読者からの言葉。感想。取引先からの「ありがとう」の言葉。

――これらが、わたしの内的報酬です。


 もちろん、「自分のつくりたい本」ばかりつくってきたわけではありません。

 下請けという上下関係がある以上、嫌な思いもしました。悔しい思いもしました。怒りに震えたこともあります。


 それでも、誠実さを忘れないこと。


 自分がどんなに誠実でいるつもりであっても、どうしても、それの伝わらない相手だっています。
 今後も、お互いにプラスとなる関係でいられるのかどうか……――ならば、思い切って、距離を置いてみるという選択もある、ということも知りました。いま現在、思うことがあるので、別のエントリーに追記します
 わたしには、めったにないことというのもあって、本当に、悲しく、苦い、苦い、体験でした。


 自分なりに込めた誠意を評価するのは他人です。
 ここで、冒頭のコトバを思い返してみましょう。著者は、外的報酬=給与などをして

他人からの評価という、自分の努力ではいかんともしがたいもの

 とし、「それにとらわれすぎるのは得策ではないと気づいたのである」と述べています。


 外的報酬についてはもちろんのことですが、自分なりに込めた誠意に対しても、おなじことがいえるのではないでしょうか?


 内的報酬を追求していった結果、そして、そのための努力を怠らなかった結果、外的報酬が、あとからついてくる。
 そんなこともあるんですね。

【2006/04/09 11:59】 | よりよい仕事をするために


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#000 タイトルに「#番号」のついている記事についてはこちらをお読みください。

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最近ぐさっと

 

どちらかというと、女性のほうが、
(仕事において)自分のやりたいことや向いていることに
こだわりやすい傾向がある。
しかし、そればかりではなく、
求められていることをやる柔軟性も必要。

オーディションに落ちまくっていたころがあったのだけれど、
考え方を変えた。
(オーディションに落ちるのは)自分を否定されたのではなく、
その企業のイメージに、
たまたま自分が合わなかっただけだ、
と考えるようにした。
(女優 松嶋菜々子さん)

SENSE」「HEART」 守谷 聡  編集長
在職期間は重なっていないものの(編集部も違うものの)、
前職の先輩でもある方。ブログ
ネクストステージに向け!

 いまの自分が抱えている問題と重なって、ぐさりときた言葉たち。

 ただし、現状打破をあせることはない。


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GW進行

 

 わたしが福岡に療養帰省して、はじめて知り(東京では放映されておらず)、以来「こりゃおもしろい♪」と毎週楽しみにしている番組。

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たかじんのそこまで言って委員会
(勢いあまってDVDマデ入手しちゃった、、、^^;)

 今日の放送で、宮崎哲弥先生が、

「今日、(出演者に)出版界の人が多いから言うけどね、
 出版界ってところにはGW進行っていうものがあって、
 GWまえには、2週間分3週間分の仕事をしなくちゃいけない。
 それはね、印刷所と編集者がGW休みを取るからなんですよ」

 とおっしゃっていて、「ウンウンそうそう(笑)」なーんて笑っちゃいました^^;
(出版関係者のみなさん、今年もおつかれさまです! m(_ _)m)


 ここでいう「編集者」は「版元編集者(出版社勤務の編集者)」ってことだけれど、
「版元編集者が休みのうちに、フリーランスのライターや編集者たち、編集プロダクションが動く」
 というのが、出版界の常……でして。


 わたしは、もともとは版元編集者で、フリーになったあと、いまは編集プロダクションを経営しているわけだけれど、
 でもさ、GW進行でキツイ思いをするのは、外注(フリー、編プロ)だけではなく、版元編集者も印刷所もですよね。


 わたしも版元編集者のころだって、休日出勤もやったし、印刷会社の営業さんをつかまえて無茶をお願い(ゴメンナサイ……)させていただいたことだってあるし。

 また、自分が独立した後のことを言うと、(フリーの先輩諸氏から聞いていたことでもあるけれど)
「休日は、電話応対など、作業を中断させるものがないから、仕事に集中できる」
「平日に遊びに出かけられるってなんて素敵なのー♪ 混雑を避けられるし~」

 っていうメリット(?)もあるんですよね。


……とまぁ話のついでに触れておくけれど、
残業代をカットする以前に、残業をカットするよう努めるべきだ」
 と、わたしは考えています。

 吉越浩一郎前社長による、トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社の「残業禁止」の実施例を強く支持します。


 ところで、番組を見ていて思った。
花田編集長、おやせになったなぁ……」
 毎回思う。
 わたしがはじめてお目にかかったころが、すこしお太りになられていたんだよ、戻っただけだよって言われるから、そうなんだろうけど。

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最近おもしろかった雑誌の特集

 読書好きな方、出版業界に関心のある方、ビジネスパーソンにとっては、特に興味深いだろうなっていう特集記事をご紹介。

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GQ JAPAN
・ビジネスに効く、新書128冊。
・amazon.comビジネス、ほんとうの実力を探る。
ダカーポ
・売れてるビジネス本 一気読み!

 ちなみに、GQの新書特集は、担当編集者さんのコメントも載っているのですが、わたしは著者さんも編集者さんも知ってるよっていうものが多くあるので、読んでいて、ついついエヘヘ♪となってしまいました^^


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<パート労働法改正案>衆院委で可決 今月末にも成立見通し

<パート労働法改正案>衆院委で可決 今月末にも成立見通し
4月18日11時23分配信 毎日新聞
 パート労働者の処遇改善を図る、短時間労働者雇用管理改善法(パート労働法)改正案が18日午前、衆院厚生労働委員会で与党の賛成多数で可決された。19日にも衆院本会議で可決し、参院に送られた後、今月末にも成立する見通し。
 同法改正案は「正社員との均衡ある待遇の確保」をうたい、企業には賃金などの待遇面でパートと正社員に差をつけることを禁じた。「再チャレンジ」を掲げる安倍政権の目玉法案の一つ。ただ、対象者を仕事内容や責任の度合い、転勤見込みなどが正社員と同じパートに限定しており、厚労省は「パート全体の4~5%」と説明している。それ以外のパートへの均衡待遇は、企業の努力義務にとどめている。【吉田啓志】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000029-mai-pol
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070418k0000e010022000c.html

パート労働法案を可決
賃金などの面での正社員とパート労働者の「均衡待遇」を目指すパートタイム労働法改正案は19日午後の衆院本会議で可決された。職務や責任が正社員と同 程度のパートには正社員と同じ賃金、教育訓練、福利厚生の適用を義務付ける内容。参院審議を経て今国会で成立の見込みだ。(NIKKEI NET 2007/04/195:01)

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070419AT3S1900G19042007.html

 対象者は“仕事内容や責任の度合い、転勤見込みなどが正社員と同じパートに限定”し、その条件で、いったいどれくらいのパートタイマーが対象となるのかというと“パート全体の4~5%とのこと。

 このような優秀なパートタイマーは、待遇を正社員と同等にする、のではなく、正社員に登用するべきでしょう。
(家庭の事情など、本人の意志によって、それだけの責務を果たしながら、あえてパートタイマーという雇用形態を自主的に選んでいる、という場合を除いて)

 ユニクロこと株式会社ファーストリテイリング柳井正 会長兼社長)は、向こう2年程度で5000人を目標に、パートタイマー・契約社員の正社員登用をはじめています。(2007年4月より)

 それに際して、転居を伴う転勤のない社員制度を新設しました。
 おそらく、正社員と同等の働きをしながら、あえてパートタイマーでいる層には、転勤がネックとなっている人たちも、すくなからずいることでしょう。
 ユニクロのこの制度は、画期的で賞賛に値します。

 同社は、この正社員登用の取り組みにより、十数億円の人件費増となるわけですが、企業がもっとも力を入れて投資すべきは、ほかでもない「人材」です。
 これはつまり人材への先行投資であるわけです。

 企業は人なり。


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※参考

続きを読む "<パート労働法改正案>衆院委で可決 今月末にも成立見通し"

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#数字 の 記事について【お知らせ】

 タイトルのあたまに「#数字」のついた記事についてお知らせします。

 このたび、わたしの別のところで書いていたブログ「大川内 麻里の“人生がより心豊かになる”コトバ 1日1文」と、
いまご覧いただいている、このブログ「フリーターから起業した女性経営者の“心豊かに生きる”ブログ by OkawauchiMari.net(旧タイトル:元フリーター編集者の出版日記、フリーターから起業した女性経営者が考える「働く・人・社会」)」とを統合することにしました。


#数字の記事の趣旨
大川内 麻里の“人生がより心豊かになる”コトバ 1日1文」とは、
わたし(大川内麻里)が、日々膨大に読む読み物や、人から見聞きする言葉、出会ってきた素敵な言葉たちのなかから

“あなたの人生が、より心豊かなものになる”コトバ
 をご紹介し、
+わたしのちょっとしたコラムを綴っていく

 というブログでした。

あなたの毎日に、“ちょっとした豊かさ”をプラスできるようなコトバたちを、お届けしたい」というのがコンセプト。
 わたし自身、心の豊かさを追求しながら綴ってきたもので、いただいたコメントから、たくさんの学びや喜び、幸せをいただいてきました。
 わたしのモノの見方、考え方がもっとも顕著に現れるブログでもありました。
 おかげさまでご好評もいただいてまいりました。

 そんな1日1文を、これからはこちらのブログで配信していこうと考えています。
 もちろん、これまでこのブログで書いてきたようなテーマの記事も続けていきます

 ただ、1日1文については、タイトルのはじめに「#数字」をつけることで区別することにしました。


#001~099はバックナンバー
 この統合にあたって、2006年4月~1年間に書いてきた過去記事を、すこしずつこちらに移行していきます。

 タイトルに#数字のついた記事のうち、#001~099は、その移行した過去記事、つまりバックナンバーです。

 もともとのこのブログで書いてきたテーマと共通するテーマも多いので、楽しんでいただけるとうれしいです。


#100~は新しい記事(新しい1日1文)
 バックナンバーを移行していくだけではなく、これから新しい1日1文もお届けしていきます。

 今後、書いていく新しい1日1文は、#100からはじめます。

 つまり、タイトルのはじめの番号が、#100以降のものは新記事となります。


1日1文だけをご覧になりたい場合
 1日1文だけをご覧になりたい場合には、サイドバーのカテゴリから「■心豊かに生きるための1日1文」をクリックしてください。(でも、たぶんすごい見づらい……(~~;)



 わたし自身、まだまだ発展途上で、日々修練の身でありながら、こういったコンセプトの記事(1日1文)を書かせていただくのは恐縮なのですが、未熟であるからこそ、アンテナに引っかかる言葉、お伝えできる言葉があるのでは、という気持ちで綴っております。

 先にも述べたように、わたし自身学びながら、と申しますか、わたし自身の学びの場として、このブログがあります。

 その研鑽の場を、だれかと共有することができたらあなたと共有することができたら――チョット素敵だなって思いませんか?^^

 1日1文は、わたしからあなたへの「毎日の暮らしのなかにある、ほんのちょっとの幸せ、シェアしませんか?^^」というご提案でもあるのです。

 プチバラシをしちゃいますと、わたしのブログのなかでも、特に1日1文において、断定形の文体を使っているのは、ある意図あってのことです。^^ゝ


 この統合によって、単純にこのブログの更新頻度は、以前よりも増えることとなると思います^^
(……って、企業合併の記者会見みたい^^;)
 そんなわけで、みなみなさま、今後とも当ブログ・大川内麻里をよろしくお願いします!


なお、著作権法を遵守し、引用は、著作権法の規定するところを逸脱することはございません。
引用について、著作者さまの不利益となるような悪意あるご紹介の仕方は一切いたしません。



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出版関係者・志望者のみなさんにオススメします!

 いま売りの「日経ビジネスAssocie」に、

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出版界、こと雑誌業界の雄、岸田一郎社長のロングインタビューが掲載されています。


 岸田一郎社長とは、かのLEON」「NIKITA」の創刊編集長です。

 KI&Company社を興され、先日、年収2000万以上の超富裕層にターゲットを絞った新雑誌「zino」を創刊されました。


 発行部数が多くなければ広告は入らない、発行部数と広告収入は比例する、と思われてきた雑誌ビジネスにおいて、「LEON」10万部未満・「NIKITA」5万部未満という、決して多いというわけではない発行部数で、その広告収入は年間20億1号あたり5億というときもある。(

 そして、「LEON」「NIKITA」が「ちょいワル」「ちょいモテ」といったキャッチコピーをもってつくりあげてきた世界観は、もはやひとつのカルチャーとして社会に定着している。


 そんな辣腕を振るってこられた岸田一郎社長。
「日経ビジネスAssocie」今号のインタビューは、現存の出版ビジネス・雑誌ビジネスに一石を投じる内容で、とても刺激になりました。

 出版関係者のみなさん、必読です!!
 志願者の方々もお読みになられてみては?


出版界はおかしな世界だ
利益追求に貪欲な人間がいない
だから不況から抜け出せない

     ――岸田一郎・インタビューより抜粋


岸田一郎社長のブログ:「キ・シ・ダ・イ・ズ・ム
岸田一郎社長のご著書:「LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」
雑誌「zino」と連動したWEBマガジン:「@zino

ご参考までに・・・雑誌の発行部数を知りたい方は「社団法人 日本雑誌協会」のサイトにデータがあります。


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[Q&A]高卒でも編集の仕事はできますか?

 今日はいただいたご質問にお答えします。(ご質問についてはこちら

美容関係の編集やマーケティングだったりとかのお仕事がしたいんです!
でも、あまりにも知識がなくてどこをどうすればよいかわかりません。
高卒のあたしでもそういう道に進むことはできますか?
 (えいこさんより)

 編集プロダクションやマーケティング会社への就職をお勧めします。

 編集プロダクションとは、出版社の下請け業務を行う会社です。

 出版社ですと、一般的に、社員だと大卒以上、アルバイト・派遣・嘱託・パートなどで短大・専門学校卒以上という条件がほとんどです。

 わたし個人としては、このブログをお読みくださっているみなさまには、学歴の壁を越えてチャレンジする精神をもっていてほしいと思いますし、能力のある人でしたら学歴など問わずに採用したいと考えます。
 が、現実問題として、やはりいまの採用の現場には、そういった採用条件が歴然としてある。それが事実です。

 ましてや、いまのえいこさんはそういった仕事の実務経験があるといったわけではなさそうですし、やはりまずはストレートに、ご希望の仕事ができる会社への就職をお勧めします。

 派遣やアルバイトなどといった雇用形態もあるでしょうが、状況が許す限り、「社員」として就職することにとことんこだわってください。
 実際にできる仕事の内容、先々の可能性の幅が違ってきます。

 その他の選択肢は、どうしてものときに視野に入れるというかたちでも、決して遅いということはありません。

 えいこさんがおいくつでいらっしゃるのかはわかりませんが、正規雇用など、よりいい条件は、お若いうちのほうが可能性があるのですから、できる限りのところまで妥協はしないことです。

 なお、高卒ということがご自身のなかでネックだと感じることがあれば、二部(夜間)や通信制の大学などもあります。
(実はわたし自身、いま現在も通信制の大学で学んでいます)
 卒業には強い自主性と相当の根気が必要ですが、学費は働きながら払っていける程度です。

 ご心配されるところは、おそらく「履歴書にどう書くのか」という点でしょうが、履歴書には二部や通信であることは、特段書く義務があるわけではありません。書いても書かなくても結構です。

 わたしの友人にも二部や通信出身で、社会人、教員などを、立派にやっている人たちがいます。

 がんばってくださいね!^^


【参考記事】
ご質問承りますよ! マスコミ・出版業界への就職・転職希望者のみなさまへ
元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」「元フリーター編集者が語る! 人事はココを見ている!――採用の突破術(2)WEB応募・書類選考編
元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編
履歴書、職務経歴書の志望動機や自己PRなどの例文を探して、このブログにいらしてくださる方へ
元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編


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[企画][情報術]デキル人が月曜の朝、習慣にしていること

 通勤電車。
 たいていの人は、目的地の駅の出口に近い車両に乗りますよね。到着駅のホームを長々と歩かずに済むように。

 でも、月曜の朝には、こんな習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 いつもとは逆に、わざと、到着駅の出口から遠い車両へ乗車するんです。

 そして、電車内を端から端まで歩きながら、社内の中吊りをひととおりチェック
 気になる雑誌があったら、その足で、到着駅の売店へ行き、購入

 実は、これ、毎日通勤電車に揺られていた、出版社勤務時代のわたしの習慣だったんですね。
 別のブログで、企画のアンテナを張っているっていうのを書いたのですが、この習慣もその一環。
 月曜の朝というのは、ビジネス週刊誌の発売日が集中しているからです。

 こんなちょっとした習慣ひとつで、あなたの情報感度、企画感度は、確実に磨かれていきます


 電車通勤の習慣がないという方は、こんなサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか?
雑誌ネット 中吊り広告一覧・・・週刊誌、ファッション誌、パソコン誌などなど、さまざまな雑誌情報と中吊りが見られます!


【関連記事】
企画のヒントは、なんでもない日常に落ちている」 > 大川内 麻里の“人生がより心豊かになる”コトバ 1日1文


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ご質問承りますよ! マスコミ・出版業界への就職・転職希望者のみなさまへ

(昨日の記事「書籍「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」に掲載されています & 「編集者という病い」」内にも書きましたが、わかりづらいので一記事として独立させます)

 最近もまた、新卒採用枠を目指す学生さんを中心に、マスコミ・出版業界への就職や転職を希望されている方々が、よく当ブログで勉強してくださっているようです。
 そうですよね、思えばそんな時期ですね。

 マスコミ・出版業界への就職・転職については、去年も連載したのですが、ふと読み返してみて、あ、こういう情報も書いておいた方がいいかな? と思うことも出てきたりして……。

 また今年も書こうかなと思っています。

 そこで、このブログをお読みくださっている、就職活動中のみなさんにお願いがあります。
 こんなことを知りたいとか、わからないことがある、こんなことがあったんだけれど、どうなんだろう、といったことがあれば、質問としていただけませんか?^^

 コメントでもメールでもかまいません。
 すでにいくつかご質問をいただいています。いただいたご質問に関しましては、順に、お答えを当ブログにアップしていきます^^

 よろしくお願いいたします。 <(mm)>

【参考記事】去年の連載です。
元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」「元フリーター編集者が語る! 人事はココを見ている!――採用の突破術(2)WEB応募・書類選考編
元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編
履歴書、職務経歴書の志望動機や自己PRなどの例文を探して、このブログにいらしてくださる方へ
元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編

【関連記事】
[Q&A]高卒でも編集の仕事はできますか?


最近は、自ら経営している編集プロダクション・創藝舎の名で、こんな本を書いています。
 35万部突破のあのベストセラーも!


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書籍「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」に掲載されています & 「編集者という病い」

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 書籍「やりなおしたい30歳以上のための就職読本~データとブログでシゴトがわかる!」(幻冬舎)に、わたしのこのブログをご掲載いただいています。

 この本は、その名のとおり、再チャレンジを目指す30歳以上の方々――就職氷河期で思うような仕事に就けず、希望外の仕事に就いた、あるいはフリーターやハケンでやっている方――などなどの就職・転職に役立つ本です。
55歳くらいまで対応していますし、年齢不問のものも紹介されています!

 クリエイティブ系、デスクワーク系から職人・ものづくり系、営業・接客業などに至るまで、実に80種もの職種について、知りたい情報がわかりやすく掲載されています。

0703bimgp1422

 たとえば、「編集者(出版社・雑誌)」「WEBデザイナー」などというような職種があったら、それについて

  • 仕事内容
  • 実情
  • 就職方法
  • どんな人に向いているか、適性

 などの情報が書かれ、

 さらに、再チャレンジ組が知りたいであろう

  • 年齢、何歳くらいまでが募集対象か
  • 学歴、大卒か高卒か専門卒か学歴不問か

 も網羅。

 そして、その業種の一般的な会社像(実態)として

  • 会社規模
  • 給料
  • 賞与
  • 時間帯
  • 休日
  • 福利厚生
  • 転職者は多いか少ないか
  • 将来性
  • 男女比
  • 優遇される資格

 が書かれているのです。

 そして、現役でその仕事に携わっている人の生の声が聞けるようにと、ブログが紹介されています。
(拙ブログは「編集者(編集プロダクション)」としてご紹介いただいています)

 その他、就職・転職の情報収集の仕方書類や面接のテクニックなどの基本就職に有利な資格案内や、30歳以上の就職・転職特有のリアルな疑問を解決してくれるQ&Aなども充実しています。

 また、職種の系統別だけでなく、年齢別(~25歳、~30歳、~35歳、~40歳、~45歳、~50歳、~55歳、年齢不問)学歴別(大卒、専門卒、高卒、学歴不問)にも整理されていて、非常にわかりやすいです。

 それにしても、この情報量はすごいですね。
 しかも「いまスグ使える情報」盛りだくさん、といったかんじです。
 現場の声を拾っている分、実践的で非常に役立ちそうです。

[「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」(幻冬舎)をAmazonで買うにはココをクリック!]

あとで、なかの職種をサンプルで書き出しますね。お待ちくださいませ!^^
(80種の仕事が載っているって、なにが載っているか気になりますよね?^^)

こちらにアップしました!「書籍「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」詳細


 さて、そういえば、最近、新卒採用枠を目指す学生さんを中心に、マスコミ・出版業界への就職や転職を希望されている方々が、よくこのブログで勉強してくださっているようです。
 そうですよね、思えばそんな時期ですね。

 マスコミ・出版業界への就職・転職については、去年も連載したのですが、ふと読み返してみて、あ、こういう情報も書いておいた方がいいかなと思うことも出てきたりして……。

 また今年も書こうかなと思っています。

 そこで、このブログをお読みくださっている、就職活動中のみなさんにお願いがあります。
 こんなことを知りたいとか、わからないことがある、こんなことがあったんだけれど、どうなんだろう、といったことがあれば、教えていただけませんか?^^

 コメントでもメールでもかまいません。すでにいくつかいただいていますが^^
 よろしくお願いいたします。 <(mm)>

【関連記事】去年の連載です。
元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編
元フリーター編集者が語る! 人事はココを見ている!――採用の突破術(2)WEB応募・書類選考編
元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編
履歴書、職務経歴書の志望動機や自己PRなどの例文を探して、このブログにいらしてくださる方へ
元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編


 このような大変ためになる「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」にてご紹介を賜りましたこと、編著者の大内明日香さま、そして出版元である幻冬舎さまに、心よりお礼申し上げます。
 ありがとうございました。


 幻冬舎さまといえば、
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編集者という病い」 見城 徹  著 (太田出版

 幻冬舎 創業者、見城徹社長のはじめてのご著書。
 お出しになると聞いたとき、「ヤバイ」と思った。

 わたしがマスコミ・出版業界への志望といえないほどの漠然とした憧れを抱いていた、まだ16~17歳くらいのころ。テレビ画面の向こう、
「編集者というのは、こういう仕事なんだ」
 と熱弁を振るう人物に目を奪われた。

 わたしが「編集者」という仕事を、はじめて「仕事」として意識したのは、そのときだったかもしれない。

 その人物こそが、当時、角川書店を辞め、幻冬舎を創業したばかりだった見城徹社長、その人だった。


 ジリジリする。一字一句一行が。ヒリヒリする。
 昂りが抑えられない。

 ヤバイとは予感していたが、想像を絶するヤバさだ。
 この一冊は、ヤバすぎる。

 鼓動が速くなり、胸が打ち振るえ、息が詰まる。
 わたしにとって、あまりにもエキサイティングすぎて、なかなか読み進められない。
 読み進むのが、怖いのかもしれない。

 書評の類は、意図的にブログで書かないようにしているのだが、これについては(書評などというのはおこがましいが)なにかを書き残させていただきたい。

 その記事は、またあらためて。

【関連記事】
書籍「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」詳細

* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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転職成功物語―24歳当時の大川内麻里をインタビューしていただいた記事です(雑誌「編集会議」&書籍「出版界就職ガイド」掲載)

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 2002年の夏だから、いまからかれこれ5年ほどまえ。
 当時、わたしは24歳
 リクルートグループの制作会社・リクルートコンピュータパブリシング(現リクルートメディアコミュニケーションズ)「ケイコとマナブ」などスクール情報誌制作ディレクターから、宝島社編集者として転職して間もないころでした。

 そんなころ、「転職編集者に訊く! 転職成功物語」という企画で、雑誌「編集会議」からインタビューを受けて掲載されました。(さらに「出版界就職ガイド」にも載りました)

 久々に、その記事を懐かしく読みました。
 あおくさいところもあるけれど、それも含めて、こうしてたまに自分の軌跡を振り返ることって大事だなって思います。

 これから出版業界を目指す方々や転職を考えていらっしゃる方へ、お役に立てる部分がすこしでもあればと掲載させていただくことにしました。

情報は2002年当時のものです。

***************************************

繰り返し長く読まれる
本を作りたい
制作とは違う編集の面白さ


株式会社宝島社 大川内麻里さん

0702b_027_1  短大を卒業後、リクルートコンピュータパブリシング(現リクルートメディアコミュニケーションズ)に、『ケイコとマナブ』『仕事の教室』などスクール情報誌の制作ディレクターとして一年ほど勤めていました。仕事の内容はモノクロのコマで広告が並ぶような誌面なのですが、その広告のディレクション――デザイン、DTP制作、コピーライティングなど――です。会社そのものが出版業界とし広告業界の中間のような位置づけにあったのですが、やはりDTPなどの技術的なことを身につけたかったというのと、お客さんが持っているコンセプトをどうやって形にしていくのかといった、広告的なビジュアル面を学びたかったんです。

 そのときの面接では、矢野経済研究所でのアルバイト経験や、学生時代に専攻していた心理学をどう仕事に結びつけるのかを考えてアピールしました。例えば、『ケイコとマナブ』は二十代の働く女性向けの本だし、『仕事の教室』は三十代、四十代の男性向けとターゲットが分かれています。同じスクールさんでも、両誌で男性向け、女性向けと、見せ方に違いをつけていかなければならない。

 そこで、女性は男性よりも口コミ情報などに弱く、男性は女性よりも理詰めの説明に心が動かされるなど、心理学が応用できるんです。そういう面では、実際に仕事の上でも役立ちましたね。

 でも、情報誌というのは、読み終えた後、何度も再読されるという性質のものではありませんよね。一年ほど勤めていたんですが、繰り返し読まれ、長く愛される本を作りたいという思いが強くなり、転職することにしました。0702bimgp1345

 宝島社は、パソコン関連のムックの求人で応募したんですが、パソコンに関する知識など も、幅広く身につけられると思って。宝島社は何よりも、その企画力に魅力を感じました。出版点数も多いし、様々な可能性を展開できそうな気がしたんです。

 前の社での作品を持参して、DTPの技術や編集スキルを見てもらいました。DTPは前の社に入社するまでまったく経験がなかったのですが、仕事から学んでいきましたね。作品は、お客さんの描いたラフに基づいて作ったものから、アピールしたいコンセプトなど、漠然としたイメージから作っていったものまで見てもらって。DTPの場合は口で言うよりも、作品を見てもらうのがいちばんですから。

 宝島社では、いろいろな人と出会えてコミュニケーションできるし、本当に楽しいです。編集の仕事は、自分たちひとりひとりの意見が誌面に反映されるところに、制作とは違う面白さがあります。

 今後の課題は、様々な分野での知識を広げ、企画力をつけること。将来的には取材や原稿のライティングもやりたいですね。

おおかわうちまり 心理学を専攻。リクルートコンピュータパブリシング(現リクルートメディアコミュニケーションズ)制作ディレクターを経て、2002年6月に宝島社へ入社。ムックを担当。制作から編集までを経験している。

0702b_026

 NGショットも含め、写真も最近いただいたので、それも♪ 24歳のわたし……若い?!(笑)
 ていうか、インタビューショットとしてイタダケナイ写り方だな~^^; いまはインタビュー経験も積んだので(自分がするほうもね)、ぜったいにこんな写り方はしません、、身振り手振りつけたり工夫します^^;

 24歳のおおかわうちまりさん。課題はクリアしてますよ!^^
 また新たな課題へ、また次へと、挑戦は続くのであーります!

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原みつ子さん、クリスマスコンサート――その歌声に、素直に、泣いた。

 歌声は、わたしのココロのピュアな部分――弱いところも、強いところも――にそっと触れ、やさしくなでてくれる。

 その歌声に
 素直に、泣いた。

Bimgp1032

 元宝塚女優のお友だち、原みつ子さんのクリスマスコンサートに行きました。
 宝塚歌劇団・宙組で「すがた香」として約10年間に渡り活躍。
 宝塚を卒業後、現在は女優・歌手として、ますます躍進中の方です。

 歌を聴いて、こんなに自然に涙することがあるんだな、って。
 一曲目から涙が止まらなくて。

 なぜだろう。
 なぜこの歌声は、こんなにやさしくて。
 なぜこの歌声は、こんなにあたたかくて。
 なぜこの歌声は、こんなにしなやかで。
 なぜこの歌声は、こんなに美しくて。

 なぜ、この歌声は、こんなにココロに響いてくるんだろう。


――女優“原みつ子”さんとの出会い。
 それは、一本のインタビューでした。
 彼女の半生と生き方をインタビューさせていただくことになったのです。
 宝塚を卒業して3年のころだったでしょうか。

 夢中になって話を聴く(訊く)自分がいました。
「出会えてよかった」
 この出会いに心から感謝し、
「これはいいインタビューになる」
 そう直感するまでに、5分とかかりませんでした。

 物書きとして。
 編集者として。
 出版人として。
 表現者として。
 女性として。
 娘として。
 母として。
 人間として。

 そんな出会い、そんな時間でした。

 * + *

 インタビューというのは、
 インタビュー対象者が主役で
 インタビュアーが演出の
 舞台のようなものだと思っています。

 仕上がった原稿には、
 読者へ“伝えるべきを伝えるための”
 主役の姿があるようにと。

「こんなにすばらしいひとがいるんだよ!」って。
「ひとりでも多くのひとに知ってほしい!」って。
 だから、そのひとの魅力を最大限に引き出せるように。そのお手伝いをさせていただけるように。
 そのためには、技術だけでは絶対に不足で、さまざまな修練が必要だと考えています。


 つまるところ、インタビューというのは、
 インタビュー対象者とインタビュアーが
 いっしょにつくりあげるもの。
 両者の相互作用によって生み出されるもの。
 描き出されるもの。表現。心象。心象風景。
 そんなふうに、わたしは考えているんですね。

 そして文字になり、世に送り出すことができたら、そこに読者ひとりひとりが加わる。
 読者の心の琴線に響けば、そこでまた新たな心象風景が描き出される。


 そんなわたしがインタビューのお仕事をさせていただいていて(まだまだ経験の浅いひよっこですが)、ふと「あ、これはいいインタビューになるな」とかんじる瞬間があります。

 お互いの感性が共鳴しあう瞬間なんじゃないかなって思っています。(おこがましいです)

 原みつ子さんとの出会いのきっかけとなったインタビューのときにも、1時間弱の時間ではありましたが、そんな瞬間がたしかにあったのです。(ホントおこがましいです、、、)
(もちろん、1時間弱のインタビューで彼女のすべてを描ききれたみたいなことを思っているわけもなく、まだまだ語りつくせぬものをいっぱいいっぱい秘めた方です)

 また実際に「いい原稿が書けた」と自負しています。


「人を書きたい」――この仕事をはじめたころ、よく言っていたように思います。
出版社勤務時代、雑誌「編集会議」の「転職成功物語」のインタビューを受けたときにも(→記事「転職成功物語―24歳当時の大川内麻里をインタビューしていただいた記事です(雑誌「編集会議」&書籍「出版界就職ガイド」掲載))、そんなようなことを言っていました、、インタビューを受けている最中に「インタビューをやりたい」と熱く語る25歳(だったかな??)のわたし^^;(笑)
あれって「出版界就職ガイド」にも掲載されているんでしたっけ……^^;;


 人を通して自分を書きたかったのかも知れない。
 今日、コンサートを観ていて、そんなことが思い浮かびました。

 * + *

 原みつ子さん。
 また、彼女を、書きたい。

 

////////////////////////
原みつ子さんのファーストミニアルバム
ココロのままに

とびっきり輝いている彼女のココロに触れてみてください。

////////////////////////


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本日のまりをさん:このスーツのライン、かなり気に入ってます。襟とウェスト、、ってこの写真あまりわからない?^^; スーツが大好きなわたしですが、これがイチバン気に入っているかもだな。4年くらいまえの
EMPORIOです。Bimgp1021

 すごくいい涙、でした。わたし自身にとって。
 すごくいい涙をいただきました。

 今日はサイコーのクリスマスプレゼントをいただきました!
 あと勝手に誕生日プレゼントをいただいた気になってます!(笑)

Bimgp1047


 最前列で一曲目からちり紙(ティッシュではなく「ちり紙」、「ちりし」と呼んでください(笑)。ハンカチ忘れちゃったんだよ^^;)をぐしゃぐしゃにしているわたしは、さぞや恐ろしい画だったことでしょう、、、が!

 みつ子さん、本当に本当にありがとうございました!!

【関連記事】
素敵なお祝いをいただきました♪ ~原みつ子さん(女優/シンガー/ソングライター)大川内、独立&復帰元年です!
転職成功物語―24歳当時の大川内麻里をインタビューしていただいた記事です(雑誌「編集会議」&書籍「出版界就職ガイド」掲載)

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世の『成功体験本』が、「このひとは運がいいだけだ」などといったように見えてしまうワケ

成功体験本。世の『成功者』の体験談をまとめた本。たくさん出ていますよね。

その類の本の感想として、よく聞かれるのが
「このひとは運がいいだけなのでは?」
というもの。

なぜでしょう?
本当に、彼ら、彼女らは、運がいいだけで成功をおさめたのでしょうか?

運とはなにか、運をつかむことも成功の内かということは、ここでは、いったん置いておきます。

わたしは、そのように読みとれてしまう本の類というのは、
「編集者のツッコミが足りない」
と考えます。
もっといえば「読者の目線に立ったツッコミが甘い」のだと。

著者のなかにも、ここは話したくない、書きたくないという部分があります。こと体験談というかたちでは、そういった点があって当然のことともいえます。

しかし、そこをうまく引き出していくのが編集者の仕事なのではないでしょうか。

読者の知りたいことは、その中身の見えないブラックボックスのなかにこそあるのですから。

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売れ筋の本を知るには?――出版社への企画や原稿の持ち込み(2)補足

いまどんな本が、どのような出版社から出ていて、どのような版型や形態で、どんな読者層に買われているのか。

これは、出版社に、あなたの出したい本の企画や原稿を持ち込む際にも、重要な参考点になるでしょうから、具体的に、どこで調べればよいのか、簡単な方法をご紹介いたします。

意外や意外、インターネットで簡単に調べることができるのです。
そのWEBサイトはどこのなのかと、それぞれの特徴をお話ししますね。

自分の本を出したいあなたへ、具体的かつ実践的なノウハウをお教えします! メリット・デメリット、そして、それらを踏まえた上での活用法です。

紀伊國屋書店BookWeb 週間ベストセラー
 ☆特徴:
紀伊国屋書店の週ごとの売れた本のランキングです。
『単行本』『文庫本』『新書』『洋書』『DVD』とわかれています。
読者層は、「本を買う、もっとも一般的な層」であると考えればいいでしょう。
 ☆メリット:
このWEBサイトとは別のシステムで、出版社では、紀伊国屋書店での実売部数を、簡単にデータを入手することができるようになっています。
そして、各出版社ごとに、実績に基づいて、紀伊国屋書店での実売部数×何倍が、自社の刊行物、あるいは他社の刊行物の類書を自社が刊行した場合が、おおむね全書店(紀伊国屋書店以外の書店も含む)において、どれくらい売れているか、その目安となる基準値をもっています。
ですから、(もちろん、全国書店における正確な実売部数は、自社が知ることのできるようにはなっていますが)さくっと目安として調べたいときに、出版社でも、紀伊国屋書店での実売部数を参考とするのです。
ということは、あなたが、「本を買う、もっとも一般的な層」に読まれている本の傾向であり、かつ出版社も参考にしているデータを、知ることができるサイトであるといえるのです。
 ☆デメリット:
大型書店でありながら、分類が『単行本』『文庫本』『新書』『洋書』『DVD』と大雑把(?)なので、ランクインしてくる本が、非常に激戦状態になります。
 ☆メリット・デメリットを考察した上での活用法:
出版社に企画や原稿を持ち込む際、「本を買う、もっとも一般的な層」への訴求点を打ち出し、PRすることに利用するといいでしょう。

八重洲ブックセンター ベストセラー
 ☆特徴:
八重洲ブックセンターの週ごとの売れた本のランキングです。
階ごとにわかれており、どんな本がどのコーナーに置かれているのかを知ることができます。
読者層は、「本を買う、一般的な層」ではありますが、中心となるのは、ビジネスパーソンであると考えればいいでしょう。
 ☆メリット:
刊行物が、どのコーナーに置かれるか。これは、実は、本の売れ行きを大きく左右する、重大なこと
たとえば、ビジネス書に強いなどといった、特性のある大手出版社や、「出版社○○の○○シリーズ」といったものをもっている出版社は、書店における書棚の占有率が大きく、また固定された書棚をもっているので、自社の本が、書店において、どこに置かれるかが、あらかじめ予測できます
しかし、そうではない出版社や刊行物の場合、それが予測しにくい。出版社は、書店で、自社の刊行物が置かれている様子まで想像して、本を出さなければなりません。なぜなら、繰り返しになりますが、それが売れ行きを左右するからです。
 ☆デメリット
メリットの逆説になりますが、どこにどんな本が置かれているのかが探しにくい!
 ☆メリット・デメリットを考察した上での活用法:
まず、前階をちらほら見ながら、どのコーナーにどんな本が置かれているかを観察しましょう。そして、そのコーナーに足を運ぶ読者層を、より具体的にイメージしてみましょう。
そして、出版社に企画や原稿を持ち込む際、こと書棚の占有率が大きくないと思われる出版社の場合に、「これは、こういったコーナーに置かれるであろう」という予測を立てること。その予測に基づいた企画や原稿は、より受け入れられやすいわけですから。
ただし、どこの書店でもおなじことがいえますが、よほどのものでない限り、『話題の本』のコーナーは、当然ながら激戦区なわけですから、そこに自分の企画したものや書いた原稿が、本になって置かれることには期待しないことです。注意しましょう。

Yahoo!ニュース ランキング 書籍
 ☆特徴:
『指定なし』『コミックス』『新書・ノベルス』『新書・ノンフィクション』『単行本・ノンフィクション他』『単行本・ビジネス』『単行本・文芸』と、比較的、細かく分類されています。
 ☆メリット:
出版取次会社である日版のデータに基づいているので、出版社勤務でない、一般のひとたちが知りうる、全国書店における実売部数として、もっとも信憑性があるといえるでしょう。
また、分類も『指定なし』『コミックス』『新書・ノベルス』『新書・ノンフィクション』『単行本・ノンフィクション他』『単行本・ビジネス』『単行本・文芸』と細かくわかれているので、より具体的に売れ筋をつかむことができます
 ☆デメリット:
先述したような、書棚をもっていない出版社の場合、また初版部数がすくない場合、基本的に、大型書店にしか、本は出回りません。それは、出版社の書店営業力にも左右されるわけですが。
また、タイトルや装丁のイメージで、書店側の判断によって、場違いなコーナーに置かれてしまったり、そればかりか、中身を見ずに返本されてしまうことすらあります。特に、大型書店の場合ですね。そりゃあ、月に膨大な量の本が入荷されてくるわけですから、そうでもしていかないと、書店としては回転率の問題に関わってくるわけですから、仕方のない、当然のことですよね。
ここには、二つのアンチノミーが存在していて、ひとつは、小型書店でも注文があれば、書店は勘違い(笑)を起こして、その本を入荷してくれる可能性があること。出版社も、小型書店であっても、さまざまな要因から、「ここに入荷してもらえれば売れるはず」と見込んだ書店には、積極的に営業をかけます
初版部数がすくない場合というのは、出版社側にとって、まず返本率を抑えることで、売れなかった場合の損害を最小限に食い止めることを目的としています。慎重に様子見をしているのです。もちろん、売れれば、増刷により、飛躍的に刷り部数は伸びます。
一方、初版部数がすくないと、大型書店にしか置かれない、また平積みにならないことから、読者の目に留まりにくく、販売戦略上の工夫などがなければ、実売部数が伸びにくいという点もあります。
 ☆メリット・デメリットを考察した上での活用法:
企画や原稿を持ち込む際の出版社選びのひとつの基準として利用しましょう。また、自分の企画や原稿のジャンルや特性を見直し、『指定なし』『コミックス』『新書・ノベルス』『新書・ノンフィクション』『単行本・ノンフィクション他』『単行本・ビジネス』『単行本・文芸』の分類のなかから、それぞれの売れ筋の傾向と、売れる理由を考察してみましょう。その上で、また自分の企画や原稿を再考してみるといいでしょう。

それから、これは、ちょっと注意しつつ見てほしいのですが、メリットもあるので、ご紹介します。

Amazon ベストセラー(本)
 ☆特徴:
言わずと知れた、ネット書店の最大手。
読者層は「“インターネットで本(モノ)を買う”という発想がある層」と考えてください。
 ☆メリット:
出版社によっては、あるいは刊行物によっては、販売戦略のひとつとして、最初から、Amazon狙いで本を出すこともあります
その対象となるのは、ずばり書店で買いづらい本。要は、書店で、レジにもっていって、店員さんと対面して買うのは、ちょっと恥ずかしいとか、抵抗があるなどといった本というのがありますよね。タイトルにせよ、中身にせよ。
そして、これも販売戦略のひとつなのですが、Amazon狙いの場合、1,500円以上の定価をつける。理由はシンプル。配送量が無料になるからです。
1,500円以上の定価をつけるには、読者にとって、それだけの価値がある本であることが自明の理。よって、もちろん中身を問われますし、販売戦略として、上製本(ハードカバー)にしたり、紙を厚めのものにして、ツカ(本の厚み)を出すことによって、お得感を出すといった工夫がなされます。
 ☆デメリット:
「“インターネットで本(モノ)を買う”という発想がある層」というのは限られています。想像してみましょう。たとえば、どうしても立ち読みで中身を見てみないと買う気になれないひとは、まずネットで本なんて買いませんよね。
よって、一般書店での売れ行きとAmazonの売れ行きとでは、まったく違った動きをします
 ☆メリット・デメリットを考察した上での活用法:
「“インターネットで本(モノ)を買う”という発想がある層」というのは、具体的にどんな層かを想像してみましょう。
また、インターネットで売れる本というのは、基本的に、「口コミで売れる本」と考えてください。そして、勝負は「タイトル」です。
Amazonも、立ち読み感覚を取り入れようと、『なか見!検索』という仕組みを取り入れましたが、それでも、やはり、書店での立ち読みで把握できる情報量には劣るもの。
そういったことを踏まえた上で、企画や原稿を再考してみましょう。

【関連記事】
「出版業界の仕事とは?(1)――書店で販売されている一般的な本の流通の仕組み」
「出版業界の仕事とは?(2)――出版社の営業って……? 配属先や職種によって、勝ち組・負け組かわかれるのか?」
「出版社への企画や原稿の持ち込み(1)――企画や原稿を持ち込まれたとき、編集者はどうあるべきか」
「出版社への企画や原稿の持ち込み(2)――出版社に企画や原稿を持ち込みたいときには? 営業方法編」

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出版社への企画や原稿の持ち込み(2)――出版社に企画や原稿を持ち込みたいときには? 営業方法編

自分の本を出してみたい。
雑誌に連載や記事を書いてみたい。
フリーランスだけれど、営業方法がわからない……。

そんなとき、いったい、どうすればいいのでしょうか?

まずは、出版社の編集者の気持ちになって、どういったかたちであれば、受け入れられやすいかを考えてみましょう。

具体的には、下記のような方法が考えられます。

(1)時期・タイミング
編集者が企画を欲している時期、タイミングを狙いましょう。

たとえば、雑誌(月刊誌)の場合。

編集者が、無事校了して、ほっと一息、手空きになっているのは、おおむね、その雑誌の発売日の1週間~10日まえです。
しかし、次号の企画を考えなければならないのは、発売日の2週間まえ。まだ、進行中の号でバタバタしながらも、次の企画を立案しなければなりません。

ですから、かならずしも、次号に掲載してほしい急ぎの企画でない限り、発売日の1週間~10日まえを目安にアポイントをとれば、ゆっくりと話を聞いてもらうことができるでしょう。

次号にまさに適した企画の場合、発売日の2週間まえを目安にアポイントをとりましょう。ただ編集者が忙しい時期ではありますので、まずは、電話で簡単に企画概要を話して、対面でのアポイントをとりつけるのか、もしくは、先に、メールなどで、企画書を送っておくのか、相手の要望をうかがってみましょう。

次号にまさに適した企画というのは、タイムリーな企画。また、雑誌には、かならず次号の予告が掲載されていますよね。そうすると、現在進行中のものがどういった企画なのかがわかるでしょう。すくなくとも、それ+直近の既刊3号分を見れば、流れが把握できるはずです。その流れを見て、次に求められるのは、どのような企画かを想像しましょう。

週刊誌の場合のタイミングもおなじです。週刊誌の編集者は、各号を、いくつかのグループで、交代で担当していますから、かならず、どこかのグループで、企画を求めていたり、手空きであったりするタイミングがあります。ですから、話を聞いてくれるグループの編集者に、企画を提案してみればいいのです。

書籍の場合、時流にあってさえいれば、どのタイミングで持ち込んでもいいでしょう。
企画書の段階ではなく、すでに原稿がある場合には、かならず、サマリーをつけておくことです。

ちなみに、いうまでもなく、フリーランスのライターや編集者の営業は、企画ありきです。丸腰で営業は成立しません。

(2)コンタクト方法
電話一本かけてみればOK!

では、どのようにして、版元編集者とコンタクトをとればいいのでしょうか。

簡単です。
書籍にせよ、雑誌にせよ、奥付に編集部の電話番号が書かれています。思い切って、そこに電話一本かけてみればいいのです。

(3)持ちこみ先の出版社選び
出版社には、それぞれのカラーがあります。

自分の企画や原稿に適した出版社を選びましょう。
どんなにいい企画、原稿であっても、その出版社のカラーに合わない場合には、残念ながら、受け入れてもらうことは難しいのが現実。
日ごろから、自分の出したい企画、原稿に適した出版社はどこなのか、書店などで、さまざまな出版社の刊行物をチェックしておきましょう。

(4)どんな企画を持ち込むか
どんな企画が求められているかを考えましょう。

雑誌であれば、何号かを続けて読んでいると、その雑誌の企画の傾向がわかるはずです。

なんとなく企画がマンネリ化しているようであれば、その雑誌のテーマから逸脱しない範囲で、目新しい切り口の企画を提案してみるのもいいでしょう。
次々と違った切り口の企画が出ているようであれば、より先見の明をもったひとのチャレンジどころですね。

(5)WEBでの企画募集
WEBサイトで企画を募集している出版社もあり!

たとえば、下記のように、WEB上で、企画を募集している出版社もあります。

明日香出版社さま
あさ出版さま
東邦出版さま など

さまざまな出版社のWEBサイトを見ておきましょう
そのときに便利なのは、紀伊国屋書店さまの出版社リンク集です。

次回は、企画書の書き方、どういった企画書が目に留まりやすいか、企画書には、どのような情報を盛り込めばいいのかといったお話をします。

【関連記事】
「出版社への企画や原稿の持ち込み(1)――企画や原稿を持ち込まれたとき、編集者はどうあるべきか」
「売れ筋の本を知るには?――出版社への企画や原稿の持ち込み(2)補足」

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出版社への企画や原稿の持ち込み(1)――企画や原稿を持ち込まれたとき、編集者はどうあるべきか

企画や原稿を持ち込まれたとき。
しかし、自社での出版は難しいというとき。
編集者は、どうあるべきでしょうか。

わたしは、出版社勤務の編集者であったころ、よく持ち込みをいただいていました。

どんなに企画として成立していないものでも、見込み部数や自社のカラーなどから考えて、自社での刊行は難しい場合でも、わたしは、まずは、即「ありがとうございます」と、お持込いただいたお礼をお伝えしていました。目を通すまでに時間がかかる場合には、いつごろ返事をするかを伝え、できるだけ早急に見るようにしていました。

そして、版元編集者の目から見て、この企画のどの部分をどうすれば、よりよい企画にブラッシュアップできるか、感じたことは、かならず、アドバイスしていました。
心当たりがあれば、ほかの版元さんへの紹介もしていました。

結果、わたしのところには、企画や原稿の持ち込み、フリーランスの方の営業が絶えませんでした。(噂で広まったんですね、「話を聞いてくれる編集者」だと)

そして、そういった方々は、版元編集者ではなくなったいまでも、わたしに力を貸してくださいます。

だれかの出版記念パーティーなどにいくと、かならず「お会いしてみたかったんです!」と飛んできてくださる方がいらっしゃるのです。

だから、「企画をください」と、だれかにいわなければならない版元編集者のことがわからない。フリーランスの方など、人脈のない編集者のことがわからない。

それは、「企画をください」と、だれかにいわなければもらえないような対応しかしてこなかったから以外のなにものでもないのではないでしょうか。

自分が、出版社勤務を離れてみて、はじめて、「ありがとう」がいえない編集者が、あまりにも多すぎることに気付きました。

「企画頂戴頂戴」しておきながら、いざ送ってみれば「ありがとう」の一言すらない。なーんの音沙汰もない。

わたしは、版元編集者時代に、どんな企画や原稿に対しても、誠心誠意、前述のような対応をしてきて、自然と企画や原稿、ひとが集まってきているのがあたりまえでしたし、おなじ企画書を別の出版社に送ってみれば、否、もっと稚拙な企画書であったとしても、わたしがかつてやっていたように、まず「ありがとうございます」といってくださり、誠意をもって対応をしてくださる版元編集者さんはいます。

そういう誠意を忘れてしまってはいけないでしょう。
編集者としても、人間としても。

【関連記事】
「出版業界の仕事とは?(3)――編集者ってなにをするの? 出版社ってどんな仕事をするの?」
「「出版人」とは(1)――“いい仕事”をするということ」
「「出版人」とは(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?」
「編集者の仕事を一言でいうと? そのために必要なこととは?」

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編集者の仕事を一言でいうと? そのために必要なこととは?

編集者の仕事を一言でいうとすれば、それは「コミュニケーション」だと考えています。

それにとって、必要なこと。簡単なことです。
「ありがとう」と「ごめんなさい」がいえればいい。

難しく考えることなんてありません。
あたりまえのことがあたりまえにできればいいんです。

そして、編集者ならば、ひとを見るときに、相手の長所を瞬時に見抜く目が必要です。それをより引き出そう、いっしょに伸ばそうという気概がほしいですね。
また、短所は、相手の個性と見ることができる人間であるべきです。

ただ、それができない、「肩書きだけ編集者」が、とても多いのは事実。
そんなひとは、先が見えていますよね。

【関連記事】
「出版業界の仕事とは?(3)――編集者ってなにをするの? 出版社ってどんな仕事をするの?」
「「出版人」とは(1)――“いい仕事”をするということ」
「「出版人」とは(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?」
「企画や原稿の持ち込み(1)――企画や原稿を持ち込まれたとき、編集者はどうあるべきか」

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【編著新刊】「夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法」(ダイヤモンド社)に思うこと――仕事には、“経験”や“成果物(作品)”、“年齢制限”よりも、もっと大切なものがある

続きまして、わたしの編著を上梓いたしましたので、お知らせします。

ここでは、やりたい仕事があるにも関わらず、経験や成果物(作品)の有無にとらわれて、大事な一歩が踏み出せないでいた、わたしの著者/編集者としてのあり方を振り返って書きたいと思います。
きっと、当時のわたしのように、経験や成果物(作品)がないから……と、やりたいことにトライできずにいるひとも多いんじゃないかな? この記事は、そんな方々に、ぜひご一読いただきたいです。

とりあえずは、まず、どんな一冊かをご紹介いたします。

4478733058 「夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法」(ダイヤモンド社)

本書では、
 会社で私らしく! 会社員経験を活かした仕事を発見
 女性力を仕事に活かした私
 好きを仕事に! 憧れの仕事に就いた私
 独立・起業した私
と4つに大別して、50人の女性たちの働き方生き方インタビュー
悩んだり迷ったりしながら、また、壁にぶつかったり失敗したりといった経験をしながらも、やりたいことをやりたいように実現し、自分の人生を自分で作っていっている女性たちの生の声ありのままの姿を描いています。

就職転職自分はどのように生きていこうか夢を叶えるにはどうしたらいいかわからない自分らしさってなんだろう他人が輝いて見えてしまう自分は輝けないように思えてしまう将来の夢なんてもてない自分のやりたいことも見つからない……などと悩んでいる方に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。
きっと、あなたの生き方のヒントが見つかるはずです。

そう、きっと見つかる――本当に、あなたらしい、あなただけの“生き方”

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さて、ここからが本題です。

本書は1年以上をかけてつくった一冊ですが、当時のわたしは、まだ、駆け出しのフリーランスでした。

「「出版人」とは(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?」に、下記のように綴っているとおり、それまでの仕事で、「本当に自分のつくりたい本をつくったことがない」、これは勤務してきた出版社のカラーと自分のやりたいことのマッチングがうまくできていなかったことに起因するのですが、とにかく、フリーランスになった当初は、自分のやっていきたい分野は、しっかりともっていたものの、その“成果物”つまり作品がありませんでした

いま思えば、「自分にはキャリアがない」という不安にさいなまれていた。「やりたいこと、つくりたい本をつくった」という成果物がすくなすぎると。
自分のやりたいこと、つくりたい本をつくるには、「やりたい、つくりたい」を伝えるだけではなく、成果物を見せて、「やれる、つくることができる」という証を示さなければならないという焦りがあった。

だから、いくらやりたいことがあっても、二の足を踏んでいました

しかし、ダイヤモンド社さまのお仕事で、別件のノンフィクションをお手伝いさせていただいたときに、思い切って、自分のやりたいこと、その熱意をお伝えしてみたのです。

もちろん、それは、わたしの能力へのある一定の評価と信頼をいただくことが大前提ですし、まず先にいただいていたノンフィクションのお仕事には、当然ながら、ベストを尽くしました。

こう書くと、まるで、次の仕事につなげるために頑張ったように感じられるかもしれませんが、どんな仕事でもベストを尽くすのはあたりまえのことであって、わたしはあたりまえのことをあたりまえにやっただけです。
これまで、これが、自然と次の仕事へつながっていくという好循環を生んできました。一度きりのお仕事で終わった、つながりが切れたというのは、まずないですね、意図してそうしない限り^^;(笑)

そうしたところ、そのノンフィクションのお仕事が終わってすぐに、ダイヤモンド社さまから、まさに、わたしのやりたかった、つくりたかったような本、今回上梓した書籍のお話をいただいたのです。

飛び上がらんばかりの思いでした。
しかし、単純に浮かれるのではなく、もちろん、このような貴重なご機会をお与えいただいたからには、本書を多くの読者の心に響くものにするべく尽力することを、かたく決意しました。

経験も、成果物(作品)も、もちろん、大事です。経験や能力が、目に見えるカタチになっているという利点があることはたしかです。
でも、やはり、それにも勝って、もっともっと大事なのは、やりたい、つくりたい、なんのために自分はつくりたいのか、その熱意や情熱なのではないでしょうか。

この話を、年長のフリーランスの方で、違う分野にトライしたいけれど、二の足を踏んでいる方にお話したことがあります。
その方の答えはこうでした。
「それは、君が若いからだよ」

――違うと思いませんか?
たしかに、いまの日本では、なにをやるにしても年齢を聞かれるという蛮習がありますが、年齢のせいにしてトライできずにいることは、その蛮習に屈してしまうということそんなことに屈してしまっては、つかめるチャンスもつかめないのではないでしょうか。

人間は、「できない理由」を探すのには、非常に長けた動物で、でも、わたしは「できない理由」をかざして「やらない」のは、「やる熱意や姿勢がない」のとおなじだと思っています。

本書を上梓するまでの一年以上のあいだ、たくさんのことがありました。たくさんの出会いがあって、素晴らしい方のお話に感動して。
つらいことだって、ありました
だけど、そんなつらいこともあった一冊だからこそ、本書は、わたしを著者としても編集者としても、そして、ひとりの人間としても、大きく成長させてくれたのです。

本書のタイトル――「夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法」。
わたしも、まさに夢を実現したひとりであって、そして、またひとつ、この本が、わたしの夢を叶えてくれたのです。

本当に、この仕事を選んでよかったと……著者、編集者という仕事の真価をも教えられました。

経沢香保子さん(女性起業塾・トレンダーズ株式会社 代表)にご監修いただき、わたしは、執筆・編集・インタビューを担当いたしました。
おかげさまで、弊社著書「グーグル完全活用本」(三笠書房・知的生き方文庫)と同様、大変なご好評を頂戴しております。ありがとうございます。

ダイヤモンド社さま、経沢香保子さま、トレンダーズ株式会社さま、インタビュー対象者さまをはじめ、フォトグラファーの方々、サポートしてくださったライターの方、デザイナーの方、DTP制作会社さま……さまざまな方の恩恵を受けて、この本は世に出ることができたのです。

ひとりでも多くの読者の方々の胸に、本書をお届けできれば幸いです。
ご意見ご感想など、ぜひお寄せくださいませ。
読者の方々はもとより、このブログをご覧くださっている、同業者の方出版業界を目指されている方々のお声も、ぜひお聞かせください。
心より、お待ちいたしております。

【関連記事】
「出版人」とは(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?」
「【著書新刊】「グーグル完全活用本」(三笠書房)」

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「出版人」とは(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?

さて、「『出版人』とは(1)――“いい仕事”をするということ」の続き。“いい仕事”をしていくことが与えてくれるもの、“いい仕事”をしていくために、『出版人』と仕事をしていくために必要なこと、自分がどうあるべきかについて、お話ししたいと思う。

前回わたしは、『出版人』の方々と“いい仕事”をさせていただきたいし、また、ありがたいことに、実際にさせていただいていると書いた。

しかし、出版業界に入った当初から、それができていたわけではない。(現在も発展途上中ながら、それでも)ここにたどり着くまでに、まわり道をしてはいる。けれど、その「まわり道あってこそのいま」と考えている。前回書いたように、生きていく上での体験に、マイナスも無駄もない。すべてが、自らの糧となる。

さて、わたしの出版界でのスタートは、株式会社リクルートコンピュータパブリシング(現・株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ)という、リクルートグループの制作会社で、『ケイコとマナブ』など、スクール情報誌のディレクターをさせていただいたことだった。

はっきりという。
わたしだって、はじめは、編集者なんて、なにをするのか、さっぱりわからなかった。知らなかった。(だからこそ、リクルートグループの制作会社という、所謂一般的な「出版社」ではないところから入っている。しかし、結果として、それも本当にいい体験だった)
ただ「書きたい」という思いは強かった『書く』ことは、子どものころから、ずっとしてきたことだった。『書く』ことを仕事にしたいと願ったのは、小学生のころからだ。(しかし、はっきりいって、わたしはビビッていた。だから、まわり道をしながら、だんだんと本来の目標に近づいていったのだ。しかし、それも、本当に『書く』上でも、いい体験となった)
そして、わたしの決定的な原点いまも変わらぬ揺るぎない原点は、このブログのプロフィール『★目標・夢:』の欄を参照してほしい。これが重要なところだ。

さて、当初は、「まずスキルを身につけなければ」という思いがあって、ただし、スキルだけでは不足だろうとは漠然と感じていた。
株式会社リクルートコンピュータパブリシング(現・株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ)の面接で、圧迫面接にも負けず、わたしは訴えた。
「テクニカルかつクリエイティヴなことがしたいんです!」

そして、先述のように『ディレクター』採用となる。
わたしは、希望職種の欄に、『ディレクター』の『ディ』の字も書いていない
勉強不足で、それぞれの職種がなにをするのかが、さっぱりわからなかったわたしは、とりあえず希望職種に『DTPオペレーター』などと書いていた。

同社のいいところは、採用の際、そのひとの希望と適性と、配属先ならびに職種を、きちんとマッチングさせてくれるところだ。(いまも行われているのかな~、わからないけれど、同社では、採用ラインを超えたひとの履歴書や職務経歴書、筆記試験の書類などが、適切と思われる各部署にまわされて、どこかで拾われれば、そこへの配属となる)

株式会社リクルートコンピュータパブリシング(現・株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ)は、右も左もわかっていないわたしの希望と適性を汲んで、適切な採用と配属をしてくれたと思う。
「『ディレクター』って……なんですか?」だったわたしにも、すぐに、ディレクター採用をしてくれた会社の意図がわかった。つらいときも、まわりの先輩方が支えてくださり、たくさんのことを学ばせていただいた。同社と、いまも変わらずよくしてくださる同社の先輩方には、心から感謝している。
体調を崩し、わずか8ヶ月の勤務だったが、同社で得たものは、本当に大きかったと、いまでも思う。

その後、半年強の静養期間というか、ぶっちゃけ引きこもり期間を経て、株式会社宝島社に、ムック編集者としてアルバイト入社半年足らずで、ありがたいことに、「アルバイトでは、能力相応のギャランティーが支払えない」と、専属フリーランスへの変更を、会社から申し出ていただく。

同社では、わたしの前職時代にかじって+静養期間中に独学で学んだグラフィックスキルや、そのまえの矢野経済研究所時代にかじって+独学で学んだプログラミングスキルなども活かさせいただいた。(どんなスキルも、すこしでもかじったものは、しっかりと独学で学んで、自分のモノにすることだ
新たな可能性を引き出し、展望を開いてくれたと感謝している。

しかし、当時の同社は、基本的に外注体制だった。編集も執筆も
そこに物足りなさを感じたわたしは、同い年の先輩に相談し、背中を押していただいて、直属の上司に、インタビューや執筆、編集も、外注せずに、自分でやらせてほしいと交渉した。それは、編集部としても、外注のコストダウンにもつながる。しかし、前提として、それは上司から大川内にそれらを任せてもいいとの信頼を得ることが先だ。交渉までに、信頼を得るだけの仕事をすることに努めた
その甲斐あってか、わたしの申し出は、ありがたく、受け入れてもらえた。

はじめてのインタビューなんて、大失敗もいいところでめちゃくちゃだった。でも己の弱点を知れば、それを克服すればいいだけの話だ。
インタビューが弱点だと知ったわたしは、ある零細版元から編集長を頼まれ、執筆・編集・デザイン・DTP制作を個人で請けていた文藝同人誌に、すぐさまインタビューコーナーを取り入れて、さまざまな手法でのインタビューと、その原稿執筆をやった

企画の立案も、著者などとの対外交渉も、「正社員の仕事だから」「専属フリーランスのわたしの仕事ではない」などと考えたことはない自ら、率先してやった『株式会社宝島社 大川内 麻里』の名刺を、会社からいただいている以上、それ相応の仕事をやって然るべきだと思っていた。
わたしが「それ相応」と考えていた仕事は、周囲からすると、異例のこと(?)というか、すくなくとも、2割増の仕事をするプレイヤーだとは映っていたようだ。しかし、わたしにとっては、そんなことはやって当然のことだった。
やれといわれたことをいわれたようにこなすだけなら、サルでもできる。そんなもの、到底、能力などと呼べる代物ではない「いわれないことをどれだけ自ら率先してやるか。どんなふうに結果を出すか」に現れるもの、それが能力。そう考えていた。

しかし、会社のカラーと、自分のやりたいこと、つくりたい本、その意図がマッチしない
自分の考えとマッチする企画があれば、他版元の仕事も請けていた
このころに、はじめて『出版人』を意識しはじめる

その後、26歳のときに、専属ではないが、勤務先にそれまでどおりデスクを残したまま、片足フリーランスになるなり、仕事の依頼が殺到。
半年後、正式退社し、完全にフリーランスになった。さらに仕事の依頼は殺到する。
それから、いま経営している自社(編集プロダクション)を設立するまでの半年間は、完全フリーランスで、ひとりで仕事を請けていた。

その半年間というものは、常に15冊は、ひとりでまわしている状態。
片足フリーランスになったときに決めたことでもある“朝の2時間しか仕事をしない”状態で、難なくまわせていたので、時間の面でのつらさはなかったが、次々と自分にノルマを課していく仕事の仕方は、やはり異常だった。

いま思えば、「自分にはキャリアがない」という不安にさいなまれていた「やりたいこと、つくりたい本をつくった」という成果物がすくなすぎると。
自分のやりたいこと、つくりたい本をつくるには、「やりたい、つくりたい」を伝えるだけではなく、成果物を見せて、「やれる、つくることができる」という証を示さなければならないという焦りがあった。

しかし、「やりたい、つくりたい」という熱意だけで(というのは、やや語弊があるのだが、後述する)、わたしを買ってくださる『出版人』の方々がいらした。驚いた。でも、驚いている暇などない。それに報いることができるよう努めた。
成果物など求められなかったなのに、わたしに任せてくださった
彼らは、わたしに、「やりたい、つくりたい」という熱意はさながら、「やれる、つくることができる」能力が備わっていると見抜いてくださっていたり、あるいは能力を試そうという懐の深さをお持ちだったりしたのである。

『出版人』は、そのひとの熱意や興味、関心のありかはどこなのか、適性や能力はどの程度なのか、どこを突けばネタが出てくるか、瞬時に見抜く
(自分の能力が高いなどとおごるわけでは決してない。わたしなんか、まだまだ発展途上もいいところだ。ただ、常にまえを見ることは忘れていない

わたしは、今日も、そんな『出版人』の方々のご恩に、精いっぱい報いることができるよう、本をつくる。本を書く。

結果を出すことが、一番の恩返し
結果とは、すなわち、読者の反応である。

「ありがとう」――『出版人』の方々は、かならず、この言葉をお忘れにならない
わたしなんかに、「ありがとう」の言葉をくださる。
「とんでもございません。私の方こそ、このような機会をお与えいただき、ありがとうございます」いつもそう思う。そうお伝えする

やがて、ビジネスパートナーとともに、会社を興したいま、『出版人』の方々からのお仕事しかいただいていないといっても過言ではない意図したことではない自然の流れである。

『出版人』の方々と“いい仕事”をさせていただきたいと思うなら、まず、『出版人』の方々とより触れ合うこと。よほど、自分の目が節穴でなければ、彼らの人間性がおのずと見えてくるはずだ。
そんな彼らと触れ合えるに値する人間になろうと努めること
もっといえば、自分も『出版人』たりえることができるように、理想の『出版人』像を追求し続けることだ

わたしに、そんな追求し続けるべき理想の『出版人』像を、常に与えてくださるのは、ほかでもない、心から敬愛する『出版人』のみなさまである。
「こんな『出版人』になりたい」否、むしろ「こんな『人間』になりたい」――心底、そう思わせてくださる、尊敬する『出版人』の方々。

本当に本当に、いつも、ありがとうございます。
あなたのおかげで、わたしは、常に目標からブレることなく原点が揺らぐこともなく、そして、夢をひとつずつ叶えていかせていただくことができています
あなたのような『人間』になりたい――おこがましいようですが、そう強く思うのです。それが、わたしにとって、究極の夢なのです。

たとえ、どんなに遠回りをしたとしても。
青臭いかもしれませんが、一生をかけてでも、叶えたい夢です。
すこしでもいいから、近づきたい。常に思っています。

「こんな『人間』になりたい」
  ――夢、って、究極をいえば、そういうことなのではないだろうか。

【関連記事】
「「出版人」とは(1)――“いい仕事”をするということ」
「【編著新刊】「夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法」(ダイヤモンド社)に思うこと――仕事には、“経験”や“成果物(作品)”、“年齢制限”よりも、もっと大切なものがある」
「編集者の仕事を一言でいうと? そのために必要なこととは?」

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「出版人」とは(1)――“いい仕事”をするということ

わたしは、よく「出版人」という言葉を使う。

これは、たとえば編集者や著者など、出版業界に携わるひとたちの総称として使っているわけではない
また、「編集も執筆も、あとデザインもDTPもできます~なんなら撮影もー」などといった、出版関連のスキル面の多様なひとなどを示しているわけでもない

わたしがいう「出版人」とは、
 (1)そのひとの“出版物(媒体は、書籍、ムックや雑誌、あるいは、広告媒体、WEBなど、あらゆるものを含む)に対する「意識」「姿勢」「価値観」「目的」「そのひとなりの意味」
 (2)その“出版物”を“つくる”上での「意識」「姿勢」「価値観」「そのひとなりの意味」
 (3)自分のつくった“出版物”を読む“読者”に対する「意識」「姿勢」「価値観」「そのひとなりの意味」
基準としている。

つまり、出版に対して、どんな「意識」をもって、どんな「姿勢」で取り組んでいて、その根底には、どんな「価値観」があるのか、そして、「目的」ははっきりとしているのか、そこに、どんな「意味」が込められているのか、揺るぎない思いや原点などを、常にしっかりともっているのか――といったことだ。

そこに“なにか”があるひと、それが客観的に見て)、なんらかの社会的な“価値あるもの”であること。

そんなひとを、わたしは「出版人」と呼んでいる。

(※・・・とはいえ、客観視においては、客観視するひと、それぞれのもつ価値観や考えなどにより、その“客観的事実”は、それぞれに違ったものとなるのは自明、万人に共通するわけではない
ただし、出版物は、最終的には読者のためのものであるにほかならず、したがって、ここでの“客観視をするひと(それがつくられた背景を多分に含む出版物の受け手)”は、当然ながら、“読者”であるべきだと考える。その読者は、たったひとりでもいいたったひとりにとってであっても、価値あるものであるとしたら、それは、十分なもの。たとえ、たったひとりのためにであったとしても、それを求めてくれる読者がいるとするならば、そのひとりのために、出版物をつくるべきである)

過去に、出版業界というところは、フェイクのはびこりやすい土壌であるということなどを、「リアル出版人とフェイク出版人」「読者の自由」などでも述べた。
このころは、「出版人」という言葉を、出版に携わるひとたちへの総称として使い、その上で、リアルフェイクという分け方をしていたのだが、しかし、後者は、たとえ「フェイク」とつけたところで、それでも「出版人」という言葉で称する価値もないと、昨今では考えている次第。

世のなか、編集者やライターなんて腐るほどいる。

しかし、そのなかで、「出版人」だと感じさせられるひとが、どれほどいることか。

わたしは、そんな「出版人」の方々と仕事をさせていただきたい。(また、ありがたいことに、仕事をさせていただいている)

なぜなら、「出版人」の方々から頂戴したり「出版人」の方々へ、こちらからお話させていただいた仕事というのは、かならず、“いい仕事”になるからだ。

それは、おのずから、自己成長につながる。

ここでいう“いい仕事”というのは、プロセスも結果も含むが、それらが、すべて、楽しかったり、うれしかったり、売れたり、すぐれた功績を実績として残したなどといった、所謂“成功”、つまり、“一見して、わかりやすく、プラスにつながる仕事”といったものだけを示すわけではない

つらかったり、大変な思いをしたり、売れなかったり、実績をあげることができなかったりなどといった、所謂“失敗”“挫折”など、つまり、“一見すると、マイナスとなってしまった仕事”であっても、そこから、学べるものうまれるもの自らの糧とすることができるものは、かならずある

わたしはそう断言する。
否、むしろ、後者から学べるもの、生まれるもの、自らの糧にすることができるものは、大きいのではないか。

要は、“失敗”や“挫折”など、“一見すると、マイナス”の体験に対する、自分のあり方、捉え方、見方、姿勢なのである。
逆境という場面においてこそ、そのひとの真価というものが問われるのではないだろうか。
(これは、仕事に対してのみではなく、生きていく上でのすべての体験についておなじことがいえる

「生きていく上での体験に、マイナスも無駄もない。すべてが、自らの糧となる」――13歳くらいのころのわたしの持論であるが、おおむね、間違いではなかろう。
生きていく上での体験=「人生」……とも換言できるのだが、わたしには、これを考えていた13歳当時は無論のこと、たかが28歳そこらのいまも、「人生」を語るなど、大それたことは、まだできないので)

さて、今回はここまでにして、次回は、“いい仕事”をしていくことが与えてくれるもの、“いい仕事”をしていくために、「出版人」と仕事をしていくために必要なこと、自分がどうあるべきかなどについて、お話ししたいと思います。

【関連記事】 
「「出版人とは」(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?」
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「編集者の仕事を一言でいうと? そのために必要なこととは?」

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元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編

さて、この「元フリーター編集者が語る! 採用の突破術」連載も、今回で最後。
最後は、圧迫面接についてです。

圧迫面接で、パニックになったり、しどろもどろになったりしてしまわないための方法を教えます。
それは、圧迫面接の目的、それがなんのために行われているのかを見失わないことです。

圧迫面接で見られているのは、ストレス耐性、質問に切り替えす頭の回転の速さ、ずるずると凹んだままの気持ちをひきずらない態度、すぐに気持ちの切り替えができるかどうかなどです。
質問そのものにどう答えるかは、さほど重要ではないといってしまっていいと、わたしは考えています。見られているのは、質問の答えそのものよりも、もっと周辺的なことなのですから。

それさえ、頭に入れておけば、圧迫面接は、圧迫面接とも捉えられないほど、楽に乗り切れるはずです。

出版業界の圧迫面接として、よく使われる質問は「編集セクションではなく、営業に配属になったらどうするか?」といったもの。
でも、「出版業界の仕事とは?(2)――出版社の営業って……? 配属先や職種によって、勝ち組・負け組かわかれるのか?」を読んでみてください。編集センスというものは、出版営業力によってこそ培われるといっていいほど、営業はぜひ積極的に経験しておくべき仕事なのです。

ではでは、これまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
みなさんが、フリーターからの一発逆転をしてくれる日を楽しみにしています

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「元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」
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「元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編」
「履歴書、職務経歴書の志望動機や自己PRなどの例文を探して、このブログにいらしてくださる方へ」
ご質問承りますよ! マスコミ・出版業界への就職・転職希望者のみなさまへ
[Q&A]高卒でも編集の仕事はできますか?

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元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編

はい、前回「元フリーター編集者が語る! 人事はココを見ている!――採用の突破術(2)WEB応募・書類選考編」、前々回「元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」ときて、今回は筆記試験についてです。

マスコミ系の筆記試験で多いのは、
(1)SPI
(2)一般教養
(3)作文

です。
その他、「英文の感想を日本語で書け」といったもの、また写真などの素材を渡してページメイキングをさせるところなどもありますが、これは、そう大多数ではありません。

大多数で行われている3つの試験について、突破のコツをお話しします。

(1)SPI
採用試験にSPIをいち早く取り入れ、重視したのは株式会社リクルートですが、昨今、他企業でも、これを取り入れるところが多くなりました。
SPIは、ある程度、練習をして、点数を上げることは可能です。関連の問題集などで、練習しておきましょう。

(2)一般教養
これは企業によって、大きくふたつにわかれます。
■広く浅い分野の見識が求められる問題
■狭く深い分野の見識が求められる問題

前者は興味の範囲の広さとともに、応用力のある、ゼネラリストを求めている企業に多いといえます。入社後の選択肢も豊富である会社では、こちらである場合が多いでしょう。
一方、後者は特定の分野に対するスペシャリストを求めていることがうかがえます。最低限、その企業の刊行物の分野に関する見識は深めておくべきでしょう。

(3)作文
これは、客観的に「読ませる文章」を書いてください。経験がないとわかりにくいかもしれませんが、採用者を読者と考えて、記事を書くノリで書くのです。
たとえ記事を書いた経験がなかったとしても、あなたが第三者の文章を読んでいてもありますよね、先をぐいぐい読まされてしまう文章と、そうでない文章。その違いです。
自分の文章を何人かの友だちに読んでもらって、どれに牽引力があったかを聞いてみるのもいいでしょう。自分の文章の特性を知っておくことは大事です。おなじテーマについて、いくつかの視点やタッチで文章を書いてみる。それをいろんな友だちに読んでもらって、どれに惹きつけられたかを聞いてみる。きっと、いい勉強になることでしょう。
注意点は、奇をてらいすぎないこと! ほかのひとと差をつけようと、奇をてらった文章を書こうとするひとがいますが、これは「ふざけている」ようにとらえられる危険性すらあります。
ひとと差をつけるのに必要なのは、ウィットです。ウィットに富んでいることと、奇をてらうことは違います。
自分の文章の特性をよく知れば、おのずと伸ばすべき長所が見えてきます。こんなとき、ひとは自分の短所にばかり目がいきがちですが、短所は個性として、長所を伸ばせばいいんです。「うまい」文章である必要はないんです。うまくなんかなくったっていいんです。うまい文章を書こうと気負わないでください。自分の長所で勝負しましょうね!^^

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元フリーター編集者が語る! 人事はココを見ている!――採用の突破術(2)WEB応募・書類選考編

さて、前回「元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」に続き、今回は、ややマスコミ業界に特化させた話をします。
とはいえ、他業界にも応用できるところはあるので、フリーターからのキャリアアップ、キャリアチェンジをしたいひとには、ぜひご一読いただきたいと思います。

前回も書いたように、わたしは、出版業界で採用される側として歩んできて、いまは採用する側になっています。また、わたしのビジネスパートナーは、数社の出版社や編集プロダクションで、人事にも関わってきたので、彼の経験からの視点も含めて、実践的なお話だけをします。

まず、フリーターからのキャリアアップを目指す場合、どこで求人情報を探すべきか。特にマスコミの中途採用求人情報が多く寄せられているのはどこか
求人情報をどこから得るか――その時点から、すでに、あなたの採用を左右する道ははじまっています
そんなところで、ひとに差をつけられて出遅れているわけにはいきません。より効率よく素早く希望に適した求人情報をつかみましょう

ずばりいいます。求人情報誌よりも、いまの時代、求人情報のWEBサイトです。
なかでも、フリーターからのキャリアアップを目指すあなた、マスコミ業界を目指すあなたにとって、役立つのは、下記の3つのサイトです。

リクナビNEXT
毎日キャリアナビ
asahi.com

ただし、紙媒体でも、
朝日新聞の求人欄
だけは、チェックする価値があります。

さて、WEB応募が、まず有効だと書きましたが、WEB応募は、フォームに沿って記入していくことになります。

あなたがWEBから応募したものは、先方の企業(人事)に、どのようなかたちで届いているのでしょう? これを知っておくことが、実は重要。

WEBからの応募情報は、フォーマットで、先方の企業(人事)に届くようになっています。ですから、まったくおなじ書式のものを、何十通も何百通も、担当者は目を通すことになるわけです。

あなたが、この立場だったら、どうでしょう? 想像してみてください。前回も触れたように、想像力は、採用力のひとつです

毎日毎日、同書式で送られてくる応募情報の山……きっと、ひとつひとつ見ていくなんてうんざりするのではないでしょうか?

ぶっちゃけていいます。だから、人材を募集している企業の人事担当者は、WEB応募の決まりきったところなんて、たいてい読み飛ばしているのです。
読み飛ばされるのはどこか。学歴職歴です。職歴は、前職に、よほどすごい経歴がある場合には、目に留められるでしょうが、それ以外は、読み飛ばされているのがほとんどといっていいでしょう。
また、使いこなせるアプリケーションなどといったスキルが、その職種にマッチしていないひと、たとえば、デザイナーの募集枠なのに「Photoshop使えます」なんて書いてしまうと、そこでアウトです。先を読んでもらうことは難しいでしょう。

「じゃあ、WEB応募なんてしたって、見てもらえないんなら意味ないじゃん」なんて思わないでくださいね。
あなたが、人事担当者だったとして、そういった応募情報で、どこに目を通すかなにに目が留まるか

志望動機自己PRです。

ここなら、やろうと思えば、いくらでもオリジナリティーを出せるところなので、ひとに大きく差をつけることも可能なはず。きちんと自分の言葉で書いてください

しかし、もったいないことに、これができないひとが、非常に多いのが現状。そこで、志望動機と自己PRが、いったいどんなものであれば、人事を「その気」にさせることができるかを考えてみましょう。

まず、志望動機。志望動機を書くときには、ブレイクダウン思考を用いてください。
ブレイクダウン思考とは、簡単にいうと、ひとつの大きなものを、小さなパーツ・パーツにわけていく思考方法です。

ここでいうと、
 →(なぜ?)→業界→(なぜ?)→職種→(なぜ?)→企業
というように、①なぜ、その業界なのか②なぜ、その職種なのか③なぜ、その企業なのか……と考えていくのです。

そうすると、自然に、あなたの志望動機は、筋道の通った、きちんとしたストーリーのあるものとなるはずです。そこまでして、はじめて、芯のある、柱の立った志望動機になるのです。

次に、自己PR自己PRは、志望動機のストーリーと、受ける企業とのマッチング作業だと考えてください。
つまり、志望動機から導き出されてきた「なぜ、この企業なのか」を「この企業で、自分は、なにがやりたいのか」「この企業で、自分には、なにができるのか」というように、自分を当てはめていく
これまでのフリーター経験なども、どんどん当てはめていってください

この志望動機と自己PR作成の一連の作業は、その業界、その職種、その企業について、知っておくことが大前提です。
でなければ、まるで見当違いな志望動機と自己PRができてしまいます。

そのためには、求人広告の文字面だけ読むだけでは不十分求人情報から想像される、その企業が求めている人物像を読み取ってください。ここでも、想像力を働かせて。
要は、「求人情報の“行間を読む”」んです。
その人物像に、自分の個性を活かしたまま、WEB応募情報あるいは書類を近づけていけばいいんです。

なお、リクナビNEXTなどには、応募フォームに、例文が添え書きされていますが、それをまんまコピーして送ってくるひともいるそうで。それも、結構な数で。
論外です。
そんなことが許されるのは、よほどすごい実績をもったひとだけです。あいにく、そんなひとは、すでにどこかの企業にヘッドハンティングされていること、間違いなしですが。

ちなみに、このブログの左バーにある「Good WORK,Good STUDY, so VERY GOOD LIFE!」にも、役立ちそうなサイトをピックアップしてローテーションで表示させています。興味のあるものがあれば、見てみてくださいね。

次回は、筆記試験について、お話しします。

【関連記事】
「元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」
「元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編」
「元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編」
「履歴書、職務経歴書の志望動機や自己PRなどの例文を探して、このブログにいらしてくださる方へ」
ご質問承りますよ! マスコミ・出版業界への就職・転職希望者のみなさまへ
[Q&A]高卒でも編集の仕事はできますか?

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出版業界の仕事とは?(3)――編集者ってなにをするの? 出版社ってどんな仕事をするの?

前回、「出版業界の仕事とは?(2)――出版社の営業って……? 配属先や職種によって、勝ち組・負け組かわかれるのか?」で、最後に「次回は、出版社の仕事のフロー、その過程で関わるひとたちについて、お話したいと思います」と予告しておきながら、長らくお待たせいたしましてゴメンナサイ。

ハイ、今回こそ、出版社の仕事のフローと、その過程で関わるひとたちについて、お話しします。
出版社の方針や規模によって、仕事の仕方はそれぞれです。ここでは、まず、最大限にひとの役割が細分化され、最大限に関わったひとたちが多いパターンを取り上げます。
場合によっては、これらの役割を、そこに一番近いひとが、いくつか兼任すると考えておけばいいでしょう。

[1]企画立案
<出版社の編集者、フリーランスの編集者や執筆者、編集プロダクションの編集者や執筆者、出版社の広告営業>
雑誌でも書籍でもムックでも、本になるものには、ベースとなる企画があります出版社の編集者が企画会議で立案したり、フリーランスや編集プロダクションなど、外注の編集者や執筆者が企画を考えて、企画書を書いて出版社に持ち込んだり、また著者自身が、すでに脱稿した原稿を出版社に持ち込む場合もあります。
また、雑誌やムックに多いことですが、出版社の広告営業から、広告ありきの企画(タイアップと呼ばれます)が立案されることもあります。

[2]スケジュールの決定
<制作進行・進行管理・進行>
制作進行・進行管理・進行などと呼ばれるひとたちは、本ができあがるまでのスケジュール管理をします。
雑誌などの定期媒体であれば、だいたいいつも決まったスケジュールがありますが、年末やお盆などは、印刷所の休日などの都合上、「年末進行」「お盆進行」などといって、スケジュールが早まります。
ムックも、印刷製本所から見本が仕上がってくる日付けから、逆算してスケジュールが決定されます。
書籍の場合、割と終わりのスケジュールを決めて進めるというよりも、「いいものができるまで時間をかける」出版社の方が多いです。ですから、スケジュールもなりゆきになることが多いのですが、それでも、やはりスケジュール管理は大切です。

[3]予算の決定、各関係者への交渉と発注
<出版社の編集者>
[1]で、著者持ち込みの原稿がある場合を除いて、出版社の編集者は、企画を遂行するために、予算を決定した上で、執筆者などの交渉と発注をしなければなりません。
企画段階ですでに誰に書いてもらうかなども含めて企画されている場合は、まず、その著者に執筆依頼の交渉をします(※このあたりのお作法のわかっていない編集者も多くいますから、それは、また別の機会にお話しします)。
また、デザイナーへデザインの発注をします。デザイナーが、DTPを兼任して、初校出稿や朱字の修正、再校出稿……など、その後のフローも行なう場合もありますが、デザイナーはデザインのみをやって、そのデザインのフォーマットデータを渡し、DTPはDTPオペレーターが行なうという場合もあります。
その他、執筆者イラストを使用する場合にはイラストレーター写真を使用する場合にはフォトグラファーへと発注をします。
また、ここが出版社によって、大きく分かれるところでもありますが、編集記者が社内にいて、自社でやるところと、また編集だけ自社でやるところ、それから、編集プロダクションやフリーランスの編集者といった外注者に発注して、出版社の編集者はプロデュースに徹するところもあります。
いうまでもありませんが、その企画に沿った、適任のひとを選んでお願いするというのも、編集者の「ひとを見る目」という大事なスキルの垣間見られるところでもあります。さらに、ひとによって、どういう頼まれ方をするのがいいのか――たとえば、おなじデザイナーでも、きっちりとこちらでラフを描いて指定した方がいいものが仕上がってくるひと、自由にデザインするように任せた方がいいものが仕上がってくるひとといますから、そういった点も見抜いておくこと、それに適宜対応していく力が、編集者には必要です。
また、この業界では、「先に価格をいわない」という風潮があるのも事実です。わたしは、版元編集者時代には、ギャランティーの話は、かならず先にするようにしていました。しかし、たしかに、それで、仕上がってきたものを見て、「こんなギャラ出すんじゃなかった!」と思うこともありました。たとえ、口約束であっても契約は成立しますので(わたしの場合は、メールで記録を残しておくようにしていましたが)、仕事が終わってから、理由もなく、というか、出版社側の都合で価格を下げる(あるいは、進行していたのに、出版社側の都合で、企画が頓挫してギャラが出ない)のは、「下請代金支払遅延等防止法(下請法)」に違反する行為です。
しかし、出版社側ではなく、明らかに下請側に非がある場合には、「ギャラの後交渉」はアリだと、わたしは考えています

[4]取次への出版営業
<出版社の出版営業>
これは、どのタイミングで行なわれるかというのは、その企画によって違うので、一応ココに入れてはいますが、基本的に、企画もスケジュールもかたまった段階で行なわれるものと考えておいてください。

[5]デザイン(DTP)入稿
<出版社の編集者・編集プロダクションの編集者・フリーランスの編集者>
場合によっては、ラフを描きながら、デザイナー(DTPオペレーター)へ、文字原稿(テキスト)イラスト原稿写真原稿など、必要なものを入稿します。入稿には、メールFTPサーバなどを使います。

[6]初校出稿
<デザイナー・DTPオペレーター>
デザイナーあるいはDTPオペレーターから、その本の体裁に仕上げられたもの、その出力紙をゲラといいます。そのように仕上げられたものの第一弾目を初校といいます。
やりとりは、ゲラで行なうところもあれば、最近では、PDFファイルで行なうところも多いようです。

[7]校正、校閲
<執筆者、出版社の編集者・編集プロダクションの編集者・フリーランスの編集者、校正者、校閲者、広告のクライアント>
執筆者や編集者、校正、校閲者などが、校正をして、朱字を入れます。タイアップのものであれば、広告のクライアントの原稿チェック、取材モノであれば、取材対象者の原稿チェックが入る場合もあります。
わたし個人としては、編集者が、まず朱字を入れて、それを執筆者にフィードバックし、それをさらに編集者がチェックする……というやり方が、ベストだと考えています執筆者に、まっさらなゲラで校正してもらって、後から編集者が要望をいうなどといったことをするよりも、二度手間、三度手間を省くことができ、また失礼もないでしょう
また、わたしは、執筆者などへの質問やお願いは、[5]の入稿時に、原稿に書き入れて「★」など、わかりやすい印をつけておくようにしています。その方が、自分自身も入稿作業中に「ここはこうしよう」などと思ったことを忘れずに済みますし、またスケジュールの都合上などから、編集者より、先に執筆者などが原稿を見ることになったとしても、直してほしい点などを相手にわかってもらえるからです。
また、場合によりますが、初校で、多く朱字が入ることが予測される場合、校正者、校閲者の校正作業は、再校で行なってもらうのがベストだと考えています。
いろいろなひとが朱字を入れることになります。朱字を戻したときに、デザイナーあるいはDTPオペレーターが混乱しないよう、編集者は、朱字をひとつのゲラにまとめておくべきです。

[6]初校戻し、再校出稿、再校戻し
<デザイナー・DTPオペレーター、執筆者、出版社の編集者・編集プロダクションの編集者・フリーランスの編集者、校正者、校閲者、広告のクライアント>
初校の朱字をデザイナーあるいはDTP業者に戻して、修正版が仕上がってきます。それを再校といいます。再校でも、[7]校正、校閲の作業が必要な場合がほとんどですが、初校・再校、それぞれで、どんな順序(あるいは同時進行)で、誰に見せて、誰に朱字を入れてもらうべきか、ケースバイケースですから、しっかりとその必然性を考えて進めましょう

[7]印刷所入稿
<出版社の編集者>
再校でなのか、三校でなのか、ケースバイケースですが、印刷所へ入稿印刷所で印刷製本所で製本されます。ここで責了(責任校了)とする場合もあれば、[8]の確認を行なう場合があります。

[8]白焼き(青焼き)出し、白焼き(青焼き)チェック
<印刷所の営業、出版社の編集者・校正者・校閲者>
印刷所から最終チェック用のものがあがってきます。白焼きあるいは青焼きといいます。ここで、文字に朱字が入るようでは問題ではありますが……最後の最後のチェックとして、版ズレがないか、写真の網点など、念入りにチェックするところです。出版社の編集者のみで行なう場合もあれば、校正者や校閲者を使う場合もあります。ここでミスが見つかったときには、簡単なものであれば、DTPオペレーターがいる印刷所が多数ありますので、そちらで修正してもらことが多いです。

ざっとこんなかんじです。

まず、編集者には、適材適所でひとにお願いする能力、ひとの適正を見抜く能力、ひとの短所は個性とし、ひとの長所を最大限に伸ばす能力、またさまざまなひとたちと関わっていく仕事ですから、いろいろなひとやことに適宜対応できるコミュニケーションスキルなどが大事なことがわかったでしょう。

でも、編集者の仕事って、これだけじゃないんです。
たとえば、WEBサイトや写真の掲載許諾をとったり、撮影などのセッティングをしたり……よく、「編集者とはきらびやかで華やかな仕事」と想像していて、実際にやってみて「雑用ばかりじゃん」と、がっかりするひとも多いと聞きます。
でも、それが編集者の仕事なんです。雑用の積み重ねなんです、編集って

そんな幻想と現実とのギャップをわかっていて、採用試験時に、そこを突かれて、落とされることも多いのです。「編集ではなく、営業にまわされたらどうするか?」といった質問も多いと聞きます。

編集者になりたいのであれば、編集者の仕事とは、いったいどんなものなのか、事前に知っておくことです。そのために、拙文がお役立てできれば、とてもうれしく思います。

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出版業界の仕事とは?(2)――出版社の営業って……? 配属先や職種によって、勝ち組・負け組かわかれるのか?

あなたは、「出版=編集者」、出版社・出版業界は、編集者(+足しても「著者」くらい)だけで成り立っているような感覚でとらえてはいませんか?

違うんですね。

総務、人事、経理、広報、システム管理部などといった他業種の企業と同様の事務職があることは当然のことですが、出版社でも実は“営業職”がかなり大きな役割を果たします。

この出版社における営業職にも、多くの出版社では大別して主に3つあって、①出版取次営業②書店営業③広告営業とあります。

どういった読者へ向けていかにして売っていくか、売れる売れないのキーになる、現在の出版業界や世情で旬となっているテーマ、求められているテーマはなにか。そして、いったいどんな読者に向けて、どんな本を提供していけばよいのか、提供していくべきか。
実売部数などの数字などから見える世情への洞察力、またそれを持ち合わせているからこそわかる、自社がどういった商品を市場に投入すればよいのかといった自社の立ち位置、また自社商品の長所・売りはなにか、どこが類書と違ういい点なのかといったことをきちんと理解して、出版取次会社や書店を「この本なら!」と思わせることができるだけの説得力が必要となります。
①②は、そういった重要な役割を果たします。

③は雑誌やムックに入る広告の営業です。もちろん、それはその本の制作費となるので、コストダウンが期待できます。広告には、主に3種類あって、まず純粋な広告、次にタイアップ記事広告(一見記事のようだが、実は広告であるというもの)、また広告営業とは関係ないけれど、自社広告というのもあります。
当然ながら、クライアントにとって、わざわざお金を出して、広告を出すだけの価値がある媒体だと判断されなければなりません

それから、売れなかった本があれば、編集者と情報共有して、敗因を分析し、連携して対策を練ったり、売れたときには勝因を分析し、後につなげたりといったことを行ないます。それにあたって、本の実売部数返本率といった数字をシビアに見るのも、営業力があるというか販売営業戦略のしっかりした出版社の特徴です。

他の業界でもそうでしょうが、新入社員には、まずかならず営業を経験させます。
しかし、アルバイトからのしあがった「元フリーター編集者」のわたしには、これまで一切営業経験がありません。(一般企業の)「営業」と名のつく部署にいたこともありますが、実際には営業経験はないんです。そして、フリーランスになってからも、会社を設立したいまも、一切営業知らずなんです。
ですから、もしわたしに他業種をやる機会があれば、ぜひ営業をやってみたいですね。またいまの会社で営業にまわることもできますから、積極的に取り組みたいところです。

(でも、その話を「わたし&わたしの会社は、口コミだけで広まっている編集者/ライター&編集プロダクションだから……^^;」というと、「それでも仕事が途切れずにくるということは、自分ではやっていないつもりでも、自然と営業しているんだよ」といわれるんですけれどね……いいのかなァ……^^ヾ)

ところで、たいていの新卒の学生さんなどは、やはり「出版社=編集者」というイメージを抱きがち(←実情がわかっていない幻想なんですが、これを抱くのはある種当たり前のことだと思っています。これについても、後に別の記事で取り上げます)。そういったひとたちは、出版社の仕事に就けたとしても、もし、編集ディビジョンではなく、営業ディビジョンに配属されたとしたら、戸惑い、思い悩むことになるでしょう。
また、あろうことか、出版社に勤務している編集者でさえ「出版営業は負け組だ」というひとすらいます冗談じゃないですね、無知の知を知れというところです。ならば、勝ち組のあなた、営業をやってみなさいよと。こういったことは、往々にして力量のない人間が負け組と呼ばれることを恐れて発する言葉結局、自分の仕事への能力に対する自信、その裏打ちとなるものがないんでしょうね)。

でもね、出版営業をマイナスにとらえる考え方、違うと思うんです、わたしは。

これまで書いてきたように、出版営業は、とても大切な仕事です。
編集者は、もっと営業の方々に「この本を流通させ、読者のもとへ届けられるのは、営業担当のおかげだ」と敬意を払い、感謝すべきです。
また、営業の方々も、卑屈になることなどありません。こんなに立派な仕事をしているのですから。

また、たとえば、営業から編集に異動になったとしたら、そこで得た営業経験は、後に編集にまわることがあっても、きっときっと活かされるものが多いと思います。営業ディビジョンで培った、時流への鋭敏さ分析力数字を見る力そのまま活かせることはもちろんのこと、編集畑をだけを歩いてきたの編集者にとって目新しい新風を編集部内に吹かせることができることでしょう。

編集者は、こういった方々のおかげで、こういった方々の支えあってこそ、仕事を進めていくことができるのです。

次回は、出版社の仕事のフロー、その過程で関わるひとたちについて、お話したいと思います。

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「元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編
「元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編」

本日のBGM♪ Hang-Ups / GOLDFINGER
パンクやスカっぽくて、デジタルよりロック色の強いミクスチャーが好きなひとにはオススメ☆ 陽気になれる楽しい一枚ですよ~。

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出版業界の仕事とは?(1)――書店で販売されている一般的な本の流通の仕組み

時期も時期だし、リクエストもたくさんで、ずっと書かなきゃ書かなきゃ……と思いながらも、機会を逸していた「出版業界ってどういうところ?」「誰がなにを担当して、どういうフローで仕事を進めていくの?」「採用の条件は?」「勉強しておくと役立つこと、知っておいた方がいい実践的なこと」などなど……といった疑問お答えしていきます

まずは前置きをさせてください。
この連載は、四大の新卒だろうが、高卒だろうが、既卒だろうが、未経験者だろうが、大検だろうが、短大卒だろうが、とにかくそういったことにとらわれずに、出版業界に興味があるひと、あなたとわたしのこの拙文とが出会ったのも、なにかの縁です。ぜひご一読ください。

また、情報としてはできるだけ平均的なこと多くの出版社が取り入れている汎用しやすいことを中心として述べながら、例外も入れていくことで、幅広くさまざまな出版社の仕事の進め方をご紹介していきたいと思います。
このことからいえるのは、出版業には基本的には決まりきった型はなく(常識・良識・儀礼の部分は別として)、仕事の仕方、方法論は、基本的に自分でつくりあげていく場でもあるということでしょう。

ただ、懇意にしていただいている同業者のみなさまや自身の経験など、主として、自分や周囲の実体験を元に書いているということは否めないので、なにか「こういうところもあるよ~」「ウチではこんなことも~」などといったことがありましたら、ぜひコメントしてください! 至らぬ点をカバーしていただけるとうれしいです^^
また疑問わからないことなどがあったら、そちらもどんどん気軽にコメントしてくださいね、どんなに小さなことでもいいから、わかる、知るということは、ひとにはプラスになることですからね♪^^

……てか、ちなみに、わたしのブログ、久しぶりの更新となったしまいました。ゴメンナサイ、人生最悪のアレルギー症状で入院していました(詳細はコチラ)。まさか皮膚科で入院することになろうとは。


さて、前置きが長くなりましたが、本題です。
日本には、いま大手、中堅、零細、含めて、約4000~5000社の出版社があります。

いま、あなたが手にしている本。なんでも構いません。書籍、雑誌、漫画、ムック(※)など。
これらが刊行されてから、読者の皆さんの手に届くまでを簡単に追ってみましょう。

ムック[Mook]とは、雑誌[Magazine]書籍[bOOK]を組み合わせた造語で、その名のとおり、雑誌と書籍の中間にあたる媒体です。主にA4やB5、A5も多いですね(もちろん、A4やB5、A5の書籍もあります)。
書店でよく見かけませんか、雑誌でも書籍でもなく、なんらかのテーマの本で、3ヶ月程度の短期間で書店からなくなっていく本を? あれのことです。
ちなみに、これは不文律ですが、「書籍=ある程度の長期間、書店に置かれるもの」とされてはいますが、現実的には書籍でもごく短期間しか書店に置いてもらえず、返本されてしまうものもあります)

本は書店、あるいはAmazonのようなネット書店で購入できますね。
まず、そういった本の流通経路を簡単に説明します。

出版社→出版取次会社(※)→書店→読者

通常の本の流通経路は、上記です。もっともスタンダードでストレート。

取次会社というのは、東販日版に代表される、いわば出版社と書店をつなぐ卸売り業者のようなもの。取次会社を卸売業者とすると、書店は問屋にあたります。
ちなみに、出版社から取次への卸値は、出版社によって異なります。だいたい中堅(……という表現も曖昧ですが。先述のように出版社もピンキリですから)、まぁみんなだいたい社名は聞いたことはあるけれど、数ある出版社のなかでも「超大手」というわけではないよねくらいの出版社で、6掛け程度。この掛け率は、歴史ある老舗の出版社の方が高いという傾向にあり、7掛け台のところもあります)

つまり、大まかに言うと、“出版社”は、まず“出版取次会社”“書店”“読者”その三者に訴えるモノをつくらなければならないんですね。(ほかにも関所^^;はありますが、それは次回にでも後述します)

■第一関門の“出版取次会社”。「果たして、この本を卸して売れるものか、それだけの価値あるものか」
■次に“書店”。「書棚の限られたスペースをどれだけ割く価値があるか、スペースを割くに値するほどのものか」(書店さんによっては、あまりにもひどいモノの場合、開封せずに返本してしまうことさえあると聞きます。粗雑なモノづくりをしたのは出版社ですから、文句は言えませんね)
■そして、最後に、大切な“読者”。「この本は、自分にとって必要なものか、この本は自分になにを与えてくれるだろうか。自分のほしい言葉や情報が、この本には載っているだろうか」


しかしながら、全国に4000~5000社ある出版社のなかには、上記の流通ルートを通らない、あるいは通すことができない出版社も多くあります。そういった出版社はどうしているか、主なものを下記に例示します。ここでは、とりあえず自費出版は除いて、商業出版に限ってお話します。

①電子書籍
 PDFファイルにしてパソコンに取り込めるようにし、画面上あるいはプリントアウトしたものを読むという形態。また携帯電話で読むという形態(iアプリなどを使うことも)。読み物が書店から読者の手に直接渡ることを可能にしました。
 大手では新潮社ほかが、いち早く取り入れ、また零細出版社などでも行なっていることが多いようです。
 私見では、電子書籍どこまで根付くかに疑問があり、またこれが一般の紙媒体の存在を脅かしたり、取って代わられたりすることは、すくなくとも現状ではまだないと考えています。

②発売委託
出版取次会社に“出版社”として認められ、口座を開設して取引きをしてもらうのは、実はそう容易なことではありません。
そこで、出版取次会社とすでに取引きがある業者を通して、本を流通させるのです。このとき、発行元が、その本をつくった出版社で、発売元がその仲介業者になるのです。
この仲介業を専門にしている業者もすくなくありません。
ただし、往々にして、こういった出版社は、取次や書店への営業力がいまひとつだったり、だいたい中堅クラスの出版社で売上の5%ほどはかけるという広告宣伝費の捻出も難しく、泣かず飛ばずといったところが多いようです。

というわけで、簡単ではありますが、本の流通の仕組みを大まかにお話してみました。
次回は、出版社のなかのさまざまな職種、編集者を支えてくれるひとたちについて、お話してみたいと思います。


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本日のBGM♪ REIGN IN BLOOD / SLAYER
もちろん、退院早々、いきなりコレっきゃないでしょ(笑)なスラッシュメタルの教科書。しかし、彼らのライヴDVDはすごかった……すごすぎた……だって、まじで降り注ぐ血ノリのなかでプレイしているんだもの!(爆)

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無駄こそが効率のよさを生む!?

一見、無駄足を踏んでいるように見えて、実は非常に効率のよい仕事につながっているということがある。

当方、ここ数日ばかり、なんだかずいぶんと久方ぶりに、ちこっとだけ仕事をした気がしておりまして(笑)、つっても、ちょっとしたパソコン系の記事広告ビジネス書の原稿を、ちょろちょろっと書いただけですが。本気でちこっとだけやな。

ビジネスパートナーのササキは、ゼネラリストスペシャリスト
企画から執筆・編集・DTP/WEB制作までをこなすことができるのはもちろんのこと、得意分野とそれらの知識や情報も広く深くさまざまなことに精通し、すぐれた見識を備えている。
それでも、本人は自らの成果物に対してまったく納得していないし、納得してしまったら終わりだとも思っている。それは、経験による話の次元は違うものの、わたしもおなじだ。

わたしはというと、企画・執筆・編集・DTP/WEB制作のスキルは、それなりにありはする。また自分が得意だったり、好きだったりする分野への探究心によってつくられた情報のデータベースが、頭のなかに格納されている。それらを自分の視点や読者ターゲットへ向けた視点など、さまざまな切り口から(この切り口はケースバイケースだけれど)文字で表現することもできはする
けれども、自分のスペシャリティーがなにかというと、それを証明する成果物があるかなどと考えると、先述したように、う~ん……というかんじ。でも、それは経験によって一歩一歩積み重ねていくことだと考えている。

ここで、話をわたしがずいぶんと久方ぶりに仕事をした、ということに戻します。

パソコン系の記事広告なんて、まさにササキのフィールドだから、彼が書いた方が断然早い。
また、ビジネス書は心理学が応用されていることもあって、モロにわたしの得意分野。でもメインの舵取りはササキにお願いしている。

また、わたしが苦手意識をもっている分野の仕事であっても、ササキはわたしが積極的に携われるように促してくれるし、逆にわたしからササキにそういったお願いをすることもある。
そして、たいていは、最初と最後には、二人の意見をすりあわせたり、得意な方がチェックしたりする。

それから、これも偶然にしてササキと共通していたことなんだけれど、原稿の文字数はじめから文字数を意識して書くことって、まずあまりないですね。文字数の指定があっても、ガーッと書くだけ書いて、それから削ります

たとえば、指定が200字であっても、インタビューなんかだと、まぁ軽い雑談から入って、その時間も含めて1時間もあれば、だいたい600字にはなる話を引き出すことができる。インタビュー初体験の不慣れな相手であってもだ。
インタビュー慣れしている著明な方なんかであれば、15分ももらえれば、軽く600字を超える原稿になるね。
まじでつまんねー相手だと、すんなり200字に収まっちゃうけれど(爆)

それで、頭のなかでだいたいのアウトラインを描いてから、原稿に取り掛かるんだけれども、とにかく書きたいことを書いて書いて書きまくるわけ。そうすると、だいたい3~5倍くらいの文字量になっているんだけど、「あぁ~書いた書いた~」とすっきりして(笑)、そこではじめて文字数の調整に入る

だから、媒体に載せてはいない原稿っていうのが大量にあるわけだけれど、こうする方が早いんだよね、わたしらにとっては。

なぜ、このように一見効率のわるそうなことをしているかというと、わたしはこの会社を「長期的な目線で見て成長率の高いものにしよう」というビジネスプランを立てているからだ。

苦手意識をもっていたり経験がなかったりする分野の仕事をすること、それは時間がかかってしまったり、資料などの経費がかかってしまったり、精神的に負担となる場合もあることだけれど、それをすることによって、各自のフィールドは広がる。それはすべからく一企業としての成長につながるもの。

だから、一見効率のわるいように見えるやり方だろうが、得意な方に任せた方が早く仕上がることだろうが、苦手な分野だろうが、(もちろん、ときと場合によるが)こういうやり方をしている

たとえ遠回りをしてでも、長期的に見て成長率の高い会社にしたいのだ。

 それが、わたしの働き方。
 それが、わたしの生き方。


本日のBGM♪ 2台のピアノのための組曲 第一番「幻想的絵画」作品5 / 作曲:ラフマニノフ 演奏:ニコライ・ルガンスキー、ワディム・ルデンコ
 家中、ずぅ~~~っと探していたのよ~、この一枚。見つけたときには、もう感動すらしてしまったよー。聴きたいCDが見つからないときって、むかついてさえくるよね(笑)
 で、本作ですが、ラフマニノフの「2台のピアノのための組曲 第一番・第二番」のほか、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」プーランクの「2台のピアノのためのソナタ」を収録した名盤です。わたしが一番好きなのは、組曲第一番の「復活祭」美しすぎて背筋が凍るような単音にはじまり、絶望的な不協和音。そして、ラフマニノフらしい官能的な旋律に、鋭利なほどの情熱が強く込められた一作。
 ルガンスキーとルデンコの呼吸と表現力も高く評価すべきだろう。
 ……え?! 「大川内ってクラシックも聴くんだ?!」ってか?? あの~、じ、実はわたし、出はクラシックなんですが~……不釣合い?^^;(出→5歳ではじめたクラシックピアノから

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不採用となった出版社からもらった原動力

今日、あるメールを書いていたところ、思い出した。
いまから3年ほどまえ、出版社、T社に入社しようかするまいかといったころのこと。

実をいうと、T社の入社試験を受けていた当時、すでに数社から採用通知をいただいておりながらも、思うところあって、わたしはお断りをし続けていた。何件もの「なんとか入社してほしい」「条件面を(求人広告より)優遇するから、どうか入社を」といったお電話をいただいている状況だった。

そんな最中、わたしはいまの原動力のひとつとなるほどの出来事にあう。
出版社、K川書店さまから当時いただいたご対応だ。そのとき、K川書店さまは編集ではなくデスクを募集していらしたのだが、それでもいいかなと受けてみていたのだった。

結果からいうと、K川書店さまからは不採用をいただいた。

しかし、同社は不採用の際には連絡をしない方針だったのだが、驚くことに、わざわざわたしへはこのようなお電話をいただいたのだ。

「現在、やはりどうしてもデスク枠しかない。デスクをしてもらいながら、編集枠に空きが出たときに編集セクションへということも考えたが、いつその機会ができるか不透明であるし、確約しにくい。

もちろん、あなたの編集者としての素質は十分すぎるほど認める。それだけに編集枠で採用できないというのは、あなたにとってもったいないことだと考える。あなたもきっとものたりなさを感じることになるだろう。

だから、弊社としては本当に本当にほしい人材で、大変残念ではあるが、いまここであなたを採用するということは、あなた自身の“編集者としての成長”を弊社がとめてしまうこととなってしまうと考える。それを避けるため、今回は不採用とさせてほしい。

だから、くれぐれもあなたに資質がないなどといった理由での不採用ではないこと、本当は不本意な不採用であることを理解してほしい。あなたならほしがるところはたくさんあるはずだ。

そして、あなたの能力を弊社よりももっともっと存分に発揮できるところでがんばってほしい。期待している」

このお電話に背中を押され、思い切って、T社への入社を決めさせていただいたのだった。

これはレアケースかもしれないが、採用・不採用はただの結果でしかなく、その気になれば、たとえ不採用であっても大きなものを得ることができるという点では、ひとつの事例となるだろう。

それとともに、いまのわたしに原動力を与えてくださったK川書店さまの誠意ある、わたしにはもったいないほどのご対応には、本当に頭の下がる思いだ。

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取材って楽しくて仕方ない♪

「取材したことがない」実はライターや編集者で、こういう人って意外と多いんです。
でもそれってすごくね、オイシイところを逃して損をしているなって思うんですよ。なんでんかんでんに行ってきたけど、「ザーサイしか食べてこなかった」みたいなね。

いまやっている仕事で取材メインのものがひとつあって、詳しくは書けないんだけど、その取材対象者の方から受ける影響ってすごいものがあります。毎回楽しみにして、毎回感動して、なにかお土産をいつももらって帰っているような気分です。プライスレスな仕事だって思っています。

それを、しかもギャランティーをいただきながらやらせていただいているというのは、本当に感謝するしかないですね。この機会を与えてくださった敬愛する某編集長、そして取材対象のおひとりおひとり、それをつなぎあわせてくれる方、本当にありがとうございます!

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出版社への就職を希望しているみなさんへ

■2006年卒業予定の学生が選んだ就職企業人気ランキング(日経ビジネスAssocieより)
◎男女総合
12位 ベネッセコーポレーション
18位 リクルート
22位 講談社
37位 集英社

◎男子学生
13位 リクルート

◎女子学生
  7位 ベネッセコーポレーション
13位 講談社
16位 集英社
20位 リクルート

※ベネッセコーポレーションが特に女子学生に人気なのは、女性管理職率の圧倒的な高さが要因であろう。そのため、男女総合でのランキングでも高い人気を誇っている。

ここできちんと認識しておいてほしいのは、ベネッセコーポレーションとリクルートは、いわゆる出版社とは違ったビジネスモデルをもっていることだ。

それから、講談社、集英社、またランキングには入っていないが小学館などの大手の出版社は、5000人受けて5人採用される程度の人気企業である。この競争率の高さは、最後には運としかいいようのないほどのものに左右されてしまうといっても過言ではない

「リアル出版人とフェイク出版人」にも書いたように、入社前に出版社とはどういうところか、編集という仕事はどんな仕事か理解している学生は少なく、やたら華やかな世界と憧れているひとも多いだろう。

言っておきます。編集者とは、あなたたちの思っているような華々しい仕事ではありません。「なんだ、こんなに地味な仕事だったのか」と入社後にがっかりするひとも多いと聞きます。

参考までに、「出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ」を読んでみてください。
出版社への就職を希望するあなたたちにも再確認おいてほしいことが書いてあります。

【関連記事】
「出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ」
「出版業界の仕事とは?(1)――書店で販売されている一般的な本の流通の仕組み」
「出版業界の仕事とは?(2)――出版社の営業って……? 配属先や職種によって、勝ち組・負け組かわかれるのか?」
「出版業界の仕事とは?(3)――編集者ってなにをするの? 出版社ってどんな仕事をするの?」
「元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編」
「元フリーター編集者が語る! 人事はココを見ている!――採用の突破術(2)WEB応募・書類選考編」
「元フリーター編集者が語る! 筆記試験はこうして乗り切ろう――採用の突破術(3)筆記試験編
「元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編」

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出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ

このブログは、出版社や編集プロダクションで、編集者やライターのアルバイトをしてみたいという方もよく読んでくださっているようなので、そんなみなさんへ、わたしが元フリーター編集者/ライターとして、お伝えできうることをお話してみたいと思います。

●なぜ出版なのか。なぜ編集者、ライターになりたいのか。
あなたが出版の世界を目指した原点はなんですか? いま一度、自分自身に問うてみてください。
これは採用基準となるだけでなく、実際に採用されて入社して以降も、仕事を進めていく上で、大事な根幹となります。
仕事をする上で、迷うとき、悩むときが、あなたにもかならずやってきます。そのときに回帰できる原点があるのとないのとでは、大きな違いがあります。原点のあるひとには、どんな逆境にも負けない強さがあるのです。
迷ったとき、悩んだときは、原点回帰。
その揺るぎない原点が、あなたにはありますか?

●「アルバイトだから」「正社員じゃないから」を言い訳にしない。
仕事をはじめた(はじめる)以上、「アルバイト」という概念は捨ててください雇用形態がなんであれ、仕事は仕事です。「アルバイトだからできない」「正社員じゃないからできない」そういったことを言い訳にするのはやめましょう
環境は与えられるものではなく、自ら作り出し、切り拓いていくものです。
あなたたちには、ともすれば、正社員というただの一雇用形態にすぎない立場に、スポイルされていく危険性のあるひとたちよりも、もしかすると、もっともっと大きく伸びるポテンシャルが秘められているかもしれないのです。それを生かすか殺すかは、あなた次第です。
雇用形態と編集/ライティングスキルやセンスのあいだには、相関関係はありません。雇用形態がなんであれ、すべて自分次第です。
もしどうしても、雇用形態とやらせてもらえる仕事の範囲に不安があるならば、面接時に、その会社の体制をしっかりと質問しておきましょう。これにきちんとした回答をくれる会社は優良企業、面倒くさがるような素振りでも見られるなら、その会社は入社を避けた方がいいでしょう。

●スキルは自分のモノにしてこそ光る。
アルバイトですこしでも経験したことは、かならずあとで独学で見識を深め、スキルを磨きましょう
編集/ライティングスキルやセンスは、誰かから教わるものではなく、自ら率先して学ぶもの。そして、それらは、本当に自分のモノにしてこそ、あなたの武器になるのです。
「教わってないからわからない」こんな言い訳をしている以上、あなたの成長はそこでストップしてしまいます。

●正社員への不満があったら。
正社員の上司などに不満が生じることもあるでしょう。
率直にぶつけても構いませんが、たとえばあなたが正社員になろうとしていない、もしくは正社員になる努力をしていない場合、正社員に限られている業務に対して陰口を叩くようなことはやめましょう
そんなときは「自分があのひとの立場だったら、もっとデキルはず」という幻想を抱きがちですが、それはあくまでも非現実の仮説にしかすぎません「じゃあやれるものならやってみなさい」の一言で片付けてしまえてしまうものです。

●トライ&エラーのエラーを大切に。
何事も「トライ&エラーのエラーから学ぶ」精神で、積極的に取り組みましょう。
肝心なのは、エラーが起きたときなのです。つまり、そこでどこに阻害要因があったのかを追究し、反省材料として活かすことができるか否か
ひとつ言っておきます。(エラーを恐れて)「やらない」のは、「やれない」のといっしょなのです。

いかがでしょうか? これらは、わたしが元フリーター編集者/ライターとして、自ら体験し、会得してきたことの一部です。すこしでも、あなたの胸に届けば嬉しいです。

あなたが、志ある、そして確固たる信念を持った編集者/ライターになることを期待しています。

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読者の自由

弊社の代表であるS氏は、読者第一主義。フェイク出版人の垂れ流す情報を見ては「いつも被害を被って損をするのは読者。読者がかわいそうだ」と嘆く。

わたしはすこし違って、前提として、読者に情報を取捨選択する自由はあると思っている。本だろうが、新聞だろうが、テレビだろうが、WEBサイトだろうが、ブログだろうが。

ただし、情報を取捨選択して、精査する力のない読者が大多数であることは事実。そういった意味で、読者は被害者であると思う。

出版人とて、一読者であるが、すくなくとも情報を精査する力は持っていてほしいもの。その力がないのならば、その者はわたしの定義するところのフェイク出版人にすぎない。

わたしは情報の発信者として、事実誤認のみは訂正するつもりだが、れっきとした事実に基づいて、わたしが感じたこと、思ったことは、その限りではないと思っている。訂正するのは、あくまで事実誤認に基づく場合のみだ。
また、情報の発信者の責任として、こうして自らの実名を名乗り、それが検索エンジンに引っかかることも承知の上だ。

スポイルされまくっている輩に、なにをどう言われようが、わたしは構わないのである。

【関連記事】
「リアル出版人とフェイク出版人」
「「出版人」とは(1)――“いい仕事”をするということ」
「「出版人とは」(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?」

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仕事の依頼の仕方

出版人にもいろいろいるというのは、先に述べた
ここで述べたいのは、出版業界の仕事の依頼の仕方である。

わたしの場合、いくらギャラがよかろうと、自分のキャリアにならない、おもしろくない仕事は請けない。
また正当にわたしを評価してくれて(もちろんわたしは常にギャラ以上の仕事をする姿勢であることが前提である)、相応のギャラを払ってくれるかどうかも重要だ。

だから、自分からお願いする際も、相手のキャリアや実績になるか、楽しんで取り組んでもらえるか、なにより相手の長所、隠れたポテンシャルを引き出すことができるかを基準に考えている。

目先のギャラではない。ギャラに代えられないものだってあるのだ。
しかし、わたしもめちゃくちゃ安いギャラで、しかしそれ以上に得るものがあると確信して請けた仕事もある。

ギャラを軽視しているわけではない。あまりにも安い仕事は、相手との信頼関係に関わるし、なにより労をねぎらう気持ちの感じられない相手とは仕事などしたくない。

知人に「単価だけは落とさない」というライターがいた。彼女曰く「自分がクオリティの低い仕事をしないため」だそうだ。

ギャラ=クオリティというのはかなしい話だが、人によっては、ギャラ=クオリティあるいはギャラ≒クオリティと人がいるのは事実である。

また、発注者だからといって、受注者に尊大な態度をとる人間もいる。そして、受注者が求めるクオリティのものをあげてこなかったらキレル。

たしかに受注者に非がある場合もあるのだが、発注者として、受注者の適正やポテンシャル、長所を見とって、うまく引き出してモチベーションを高めることもできなかったくせに、その態度はないだろうと思うことが、多々ある。己を省みやがれと。編集者、ライター間によく見られる光景だ。

そんな発注者、編集者は無能の極みである。

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著者との共感性と信頼関係

これはゴースト立てなきゃどうしようもないかな……と、正直悩んでいた著者がいた。

わたしは、著者に会って、一度話をすれば、ズバッと編集方針を立て、ケースバイケースなのだが、いろんな手法で編集に臨んできた。しかし、今回ばかりは、そうはいかなかった。「著者とこのテーマについて、それこそ何度も夜通し語り明かしながらつくる」――情けないことに、編集方針とも言えないようなものしか、わたしには見えなかったのである。

そんな著者とその企画のテーマについて、雑談めいたことをメールでやりとりしていたとき、ふっと光が見え、下記のようなメールを出してみる。

----------

すみません、リライトの方向性に光が見えたものですから、いただいたメールの
内容にはほとんど触れぬままのご返信となってしまうやも知れませんが、何卒ご
容赦ください。

リライトの方向性なのですが、こうして私にメールをくださるような感覚でのぞ
まれるといいのではないでしょうか。
少なくとも、いただいたメールは、先をどんどん読まされてしまうものでした。

おそらく、〇○さんの意識のなかに、「大川内は、話のわかる編集者である」と
いうのがあって、それがメールをそういった文章にさせたのではないでしょうか。

いまの原稿には、“原稿”という構えが見える……「読者はわかってくれるかな、
わかってくれないかな、でも言いたいことはこれだしな」というような。
無意識下にでも、それがつっかえ棒になっていると、やはり読者にぐいぐい読み
進めさせる原稿にはなりにくいと思います。

実際は、読者は〇○さんの考えに賛同できるところもあれば、できないところも
あるでしょう。
でも、言ってしまえば、そんなこと関係ないんです。
原稿の向こうにいる人は、すべて理解者である――勝手でもなんでもいいので、
そういった自信を持って書き進めていただきたいと思います。
文章をメールそのままにということではなく、感覚としてという意味でです。

いかがでしょうか? 〇○さんのなかで、何かが変わりそうな予感はございます
でしょうか?

もし、その予感があるようでしたら、書きやすいところ、どこか一章分でも構い
ません、リライトされてみてはいかがでしょうか?

----------

そうしたところ、このような返信が。

----------

メールありがとうございます。とってもうれしかったです。

光が見えたのはたぶん私のほうです。
ああ、そういうことなのか!と何かスコーンと抜けるような感じがしました。

一番最初に書いたものは、もっと「私を分かってほしい!」に満ち満ちており、
我ながら鼻つまみもので、その部分をすべて削除しました。

たったひとつのことを伝えるためであって、「私を」分かってもらうためではない、
むしろ読者の自由を考えれば、著者とは誤解される存在であり、
そのために書くようなものだ、と今は考えています。

一方で「あの学者が読んだらどう思うだろうか」「こういうツッコミが来たら困るな」
などなど人の目を気にしてびくびくしている部分があるのも正直なところ。

でも、麻里さんが言うように、関係ないですね。
たぶん、私が一番求めていた言葉が、今朝いただいたメールにあったと思います。

思ったのですが、先日少しだけ話したきりで、
まだお互いのことをよく知らないのですよね。
でも先日お会いした感じ、昨日のメールで、
確かに「話の分かる編集者である!」と信じきっています。

それはなぜかというと。

先月くらいまで、この原稿を評価してくださっていた
他の版元の編集者と何度か会って、話をしました。

でも結局肝心な部分が分かってもらえない。

つまり、〇○○○(←企画の根底の根底)がわからないって言うんです。
私がそこを書こうとしてるんじゃん、と思いながら、
これ以上言っても無理かなと無力感を感じていました。

麻里さんはそこを体験して理解してくれている。
俄然伝わるものが違う!と思うのです。

----------

よし、がんばろう。

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