転職成功物語―24歳当時の大川内麻里をインタビューしていただいた記事です(雑誌「編集会議」&書籍「出版界就職ガイド」掲載)

2002年の夏だから、いまからかれこれ5年ほどまえ。
当時、わたしは24歳。
リクルートグループの制作会社・リクルートコンピュータパブリシング(現リクルートメディアコミュニケーションズ)「ケイコとマナブ」などスクール情報誌の制作ディレクターから、宝島社に編集者として転職して間もないころでした。
そんなころ、「転職編集者に訊く! 転職成功物語」という企画で、雑誌「編集会議」からインタビューを受けて掲載されました。(さらに「出版界就職ガイド」にも載りました)
久々に、その記事を懐かしく読みました。
あおくさいところもあるけれど、それも含めて、こうしてたまに自分の軌跡を振り返ることって大事だなって思います。
これから出版業界を目指す方々や転職を考えていらっしゃる方へ、お役に立てる部分がすこしでもあればと掲載させていただくことにしました。
※情報は2002年当時のものです。
***************************************
繰り返し長く読まれる
本を作りたい
制作とは違う編集の面白さ
株式会社宝島社 大川内麻里さん
短大を卒業後、リクルートコンピュータパブリシング(現リクルートメディアコミュニケーションズ)に、『ケイコとマナブ』『仕事の教室』などスクール情報誌の制作ディレクターとして一年ほど勤めていました。仕事の内容はモノクロのコマで広告が並ぶような誌面なのですが、その広告のディレクション――デザイン、DTP制作、コピーライティングなど――です。会社そのものが出版業界とし広告業界の中間のような位置づけにあったのですが、やはりDTPなどの技術的なことを身につけたかったというのと、お客さんが持っているコンセプトをどうやって形にしていくのかといった、広告的なビジュアル面を学びたかったんです。
そのときの面接では、矢野経済研究所でのアルバイト経験や、学生時代に専攻していた心理学をどう仕事に結びつけるのかを考えてアピールしました。例えば、『ケイコとマナブ』は二十代の働く女性向けの本だし、『仕事の教室』は三十代、四十代の男性向けとターゲットが分かれています。同じスクールさんでも、両誌で男性向け、女性向けと、見せ方に違いをつけていかなければならない。
そこで、女性は男性よりも口コミ情報などに弱く、男性は女性よりも理詰めの説明に心が動かされるなど、心理学が応用できるんです。そういう面では、実際に仕事の上でも役立ちましたね。
でも、情報誌というのは、読み終えた後、何度も再読されるという性質のものではありませんよね。一年ほど勤めていたんですが、繰り返し読まれ、長く愛される本を作りたいという思いが強くなり、転職することにしました。
宝島社は、パソコン関連のムックの求人で応募したんですが、パソコンに関する知識など も、幅広く身につけられると思って。宝島社は何よりも、その企画力に魅力を感じました。出版点数も多いし、様々な可能性を展開できそうな気がしたんです。
前の社での作品を持参して、DTPの技術や編集スキルを見てもらいました。DTPは前の社に入社するまでまったく経験がなかったのですが、仕事から学んでいきましたね。作品は、お客さんの描いたラフに基づいて作ったものから、アピールしたいコンセプトなど、漠然としたイメージから作っていったものまで見てもらって。DTPの場合は口で言うよりも、作品を見てもらうのがいちばんですから。
宝島社では、いろいろな人と出会えてコミュニケーションできるし、本当に楽しいです。編集の仕事は、自分たちひとりひとりの意見が誌面に反映されるところに、制作とは違う面白さがあります。
今後の課題は、様々な分野での知識を広げ、企画力をつけること。将来的には取材や原稿のライティングもやりたいですね。
おおかわうちまり 心理学を専攻。リクルートコンピュータパブリシング(現リクルートメディアコミュニケーションズ)制作ディレクターを経て、2002年6月に宝島社へ入社。ムックを担当。制作から編集までを経験している。
NGショットも含め、写真も最近いただいたので、それも♪ 24歳のわたし……若い?!(笑)
ていうか、インタビューショットとしてイタダケナイ写り方だな~^^; いまはインタビュー経験も積んだので(自分がするほうもね)、ぜったいにこんな写り方はしません、、身振り手振りつけたり工夫します^^;
24歳のおおかわうちまりさん。課題はクリアしてますよ!^^
また新たな課題へ、また次へと、挑戦は続くのであーります!
| 固定リンク
「●ひきこもり」カテゴリの記事
- 「出版人」とは(2)――“いい仕事”をしていくために自分はどうあるべきか。そして、“夢”を叶えるということとは?(2006.03.06)
- 新聞やテレビでは報道されない真実<社会復帰NPO施設で男性死亡 「しごかないと治らぬ」/アイ・メンタルスクール事件>(2006.05.29)
- 転職成功物語―24歳当時の大川内麻里をインタビューしていただいた記事です(雑誌「編集会議」&書籍「出版界就職ガイド」掲載)(2007.02.08)
- 書籍「やりなおしたい30歳以上のための就職読本」詳細(2007.04.01)
- [Q&A]高卒でも編集の仕事はできますか?(2007.03.29)
「●ニート」カテゴリの記事
- 出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ(2005.05.21)
- またしても見当違いなニート対策(2005.05.26)
- 好きなことを仕事にするには? 憧れの仕事に就くためには?(2005.10.02)
- コンビニエンスストアのアルバイトでわかる! 働く能力(2005.10.08)
- 採用試験とは「自分」という商品のプレゼンテーションだ!(2005.10.14)
「●フリーター」カテゴリの記事
- フリーターに自信をもって「仕事」をしてほしい(2005.04.17)
- 出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ(2005.05.21)
- 出版社への就職を希望しているみなさんへ(2005.06.02)
- 好きなことを仕事にするには? 憧れの仕事に就くためには?(2005.10.02)
- 不採用となった出版社からもらった原動力(2005.10.06)
「●フリーランス」カテゴリの記事
- 仕事の依頼の仕方(2005.05.05)
- 出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ(2005.05.21)
- フリーランス同士が起業するということ(2005.06.11)
- 好きなことを仕事にするには? 憧れの仕事に就くためには?(2005.10.02)
- 女性が社会で働くということ――逆差別スパイラルに陥らないように(2005.10.11)
「●メディア・マスコミ」カテゴリの記事
- 活字離れや本を読まないことを“問題視すること”に対し、一編集者として反論します! ※よーく見てね、活字離れや本を読まないことへの反論なんてな凡人タイトルじゃないからね! <中高年、本離れ進む>(2005.10.28)
- ネットと少年犯罪の相関への曲解<少年犯罪 ネットで犯行誇示 専門家分析…心奥の敵意表出(2005.11.17)
- ブログは、どこまで情報&コミュニケーションツールとして発展するか(2005.11.24)
- 出版業界の仕事とは?(1)――書店で販売されている一般的な本の流通の仕組み(2005.12.19)
- 「転職」「独立」「昇進」どーすんの?!(2006.10.25)
「●企業と人の心理学」カテゴリの記事
- ■トンデモゆとり社員にどう対応していますか? 研修のプロが語る! あきらめずに人を育てることが会社を救う!(2010.07.06)
- 女性が社会で働くということ――逆差別スパイラルに陥らないように(2005.10.11)
- 消去法で夢を選ぶ人々(2005.10.16)
- 生きているだけでいいじゃん。言い訳なんていらないよ。(2005.11.01)
- 仕事はひとりでやりなさい――チームワークと個人プレイヤーの仕事術(2005.10.21)
「●働くということ/働き方・生き方」カテゴリの記事
- ■常にアグレッシブな大川内麻里の行動力の源泉は?(2009.08.09)
- ■自分らしく生きる。(1)(2009.08.06)
- フリーターに自信をもって「仕事」をしてほしい(2005.04.17)
- 雇用関係の不文律(2005.05.10)
- 仕事の依頼の仕方(2005.05.05)
「●出版業界での仕事」カテゴリの記事
- ■最近いただいてうれしかった言葉(2009.09.17)
- ■[連載最終回]マネジメントしにくい時代の部下との付き合い方 ドラッカーを読んで「上司の責任」を自覚しよう(2009.09.03)
- 著者との共感性と信頼関係(2005.04.19)
- 仕事の依頼の仕方(2005.05.05)
- 読者の自由(2005.05.13)
「●起業・経営」カテゴリの記事
- フリーランス同士が起業するということ(2005.06.11)
- 好きなことを仕事にするには? 憧れの仕事に就くためには?(2005.10.02)
- 「起業することが、自分のやりたいことを仕事にする、一番の近道だ」(2005.10.09)
- 女性が社会で働くということ――逆差別スパイラルに陥らないように(2005.10.11)
- 仕事はひとりでやりなさい――チームワークと個人プレイヤーの仕事術(2005.10.21)
「●雇用(就職・転職・派遣社員・契約社員・嘱託社員・アルバイト)」カテゴリの記事
- フリーターに自信をもって「仕事」をしてほしい(2005.04.17)
- 雇用関係の不文律(2005.05.10)
- 仕事の依頼の仕方(2005.05.05)
- 出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ(2005.05.21)
- 出版社への就職を希望しているみなさんへ(2005.06.02)
「アルバイト」カテゴリの記事
- ■男・居島一平(米粒写経)が語る「プロフェッショナル」とは?(2010.09.26)
- ■「仕事の報酬は仕事」(2009.08.13)
- 働く幸せ(1) 菊地成孔さんインタビュー「好きなことを仕事にするということ」(2007.01.15)
- 求人の年齢制限を禁止。フリーターの雇用促進目指す(2007.02.02)
- 転職成功物語―24歳当時の大川内麻里をインタビューしていただいた記事です(雑誌「編集会議」&書籍「出版界就職ガイド」掲載)(2007.02.08)
「仕事」カテゴリの記事
- ■週刊女性「発表!本当に使えるのはこのアプリ!」の取材をお受けいたしました(2011.02.11)
- ■新連載「チバレイ&マリの❤壮絶うつトーク~うつ女子ほど、仕事も恋もうまくいく!~」スタート!(2011.02.04)
- ■千葉麗子さん、インタビューさせていただきました~千葉麗子さん「Twitterは“彼氏”」(2011.01.30)
- ■オアシズ・大久保佳代子さん、インタビューさせていただきました(2011.01.30)
- ■島田秀平さん、インタビューさせていただきました(2011.01.30)
「心理学」カテゴリの記事
- ■ドクターに聞く「五月病」の症状と予防策(2010.05.19)
- ■大川内麻里の新刊著書、予約はじまっています!「うまくいかない自分から抜け出す方法」~心のクセがわかれば、毎日がするっと変わる(かんき出版)(2010.03.12)
- 仕事はひとりでやりなさい――チームワークと個人プレイヤーの仕事術(2005.10.21)
- 元フリーター編集者が語る! 圧迫面接は、相手の目的を見失うな!――採用の突破術(4)最終編(2006.02.02)
- 歯科医兄妹・遺体切断事件に見る「後継者」問題と、夢を追うことのできる「自由」(2007.01.16)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ■週刊女性「発表!本当に使えるのはこのアプリ!」の取材をお受けいたしました(2011.02.11)
- ■つぶやきシローさん、インタビューさせていただきました~Twitterフォロワー数日本7位のつぶやきシロー(2011.01.30)
- ■島田秀平さん、インタビューさせていただきました(2011.01.30)
- ■【新刊著書】GoodReader SUPER MANUAL――iPhone、iPadをお使いの方に(2011.01.15)
- ■本日10月3日(日)20:00~ラジオ出演いたします!(2010.10.03)
この記事へのコメントは終了しました。







コメント