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元フリーター編集者が語る! 履歴書・職務経歴書・面接――採用の突破術(1)基本編

わたしは、これまで、企業に「採用される側」でしたが、編集プロダクションを設立したいま、(まだ募集予定はないけれど)「採用する側」にもなったわけです。

そんなわたしが考える「採用の突破術」をズバリみなさんにお知らせしようと思います。
フリーターから這い上がってきた、自分のこれまでの実体験を交えて、具体的に、そして、いま自社で採用試験を行なうとしたら……といった状況を想定して書きますので、かなり実践的なものになるはずです。

特に、「フリーター経験者や、いまフリーターで、これからステップアップを目指したいひと」に読んでほしいなァ。
業界は、ここでは出版業界には、あえて特化させないことにします。出版業界、つまり出版社や編集プロダクションの採用に特化させたものは、次回(約束ね。前回は守らなかったから、今度こそ、ちゃんと脇道に反れずに書きますね^^;)、書くことにします。

まず、履歴書職務経歴書履歴書の職務経歴、職務経歴書……フリーター経験しかないひとは、特に悩むところですね。まず、書くべきか書かないものなのか書くとしたら、どのように書いたらいいのか。わかります、その気持ち。わたしも悩みました。

でも、いいんですありのままを書いてアルバイトだって、立派な職務経歴です。
さらに、ウソを書いては絶対にいけませんが、モノは言い様で、ちょっとした味付けをすることは可能です。

たとえば、わたしだったら、こうなります。

まず、なんの味付けもない履歴書と職務経歴書。
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2000年11月 株式会社矢野経済研究所にアルバイト入社
2001年2月 株式会社矢野経済研究所を一身上の都合により、退社
2001年3月 株式会社リクルートコンピュータパブリシング(現 リクルートメディアコミュニケーションズ)にアルバイト入社
2001年10月 株式会社リクルートコンピュータパブリシング(現 リクルートメディアコミュニケーションズ)を一身上の都合により退社
2002年6月 株式会社宝島社にアルバイト入社
2003年4月 フリーランスとなり、株式会社宝島社に専属
2004年11月 株式会社宝島社の専属フリーランスを離れ、フリーランスの執筆/編集者として独立
2005年4月 有限会社***設立。取締役に就任
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こう見ると、すぐに気付かれるでしょうが、ウィークポイントとしては、まず、一社に長く勤めていないこと(爆)^^;
また、それぞれの会社で、いったいなにをやってきたのか、それをどう活かしてきて、今後も、その受ける企業で活かしていくことができるのかが、まったくわかりませんね。

それをカバーし、さらに自分という商品をプレゼンテーションするつもりで、自分の「売り」になるポイントを探したときに、わたしは、こんな職務経歴書(「WORK.pdf」をダウンロード)をつくりました。履歴書の職務経歴欄にも応用できるでしょう。

まず、勤務年数よりも、行なった業務や学んだスキルなどを強調。より見てほしいことの方へ注目してもらえるように工夫しています。

履歴書職務経歴書は、自分で自分の短所をカバーし、長所を強調できる体裁にしてしまっていいんです。
市販のもの(履歴書の項目欄ひとつをとっても、さまざまな種類のものがあります)で、それに適したものがあれば、それを選び、ない場合には、最近は(Wordなどの基本スキルを見るために)自分で作成した履歴書、職務経歴書でもOK、むしろ、その方を指定してくる企業も多くなっています。体質の古い企業は、いまだに「手書き=心のこもったもの」と考えていて、「選考書類には心をこめるべし」と手書きを求めてきますが、その場合でも、体裁だけはオリジナルで作成し、書くのは手書きにすればいいでしょう。

「採用する側」にもなったと、冒頭に書きましたが、わたしが、いま書類選考をするとしたら、間違いなく、後者のオリジナル書類の方を選びますね
だって、「自社で、このひとはどういうふうに使っていくことができるな」ということが、想像できますもの。そう、採用試験とは、その企業内でのあなたの働く姿を、より明確にイメージさせた者勝ちなんです!

他業種でのアルバイト派遣正社員などの経験だって、大学のサークル活動だって、趣味だって、一見、無関係とも思える事柄であっても、受けようとする企業に結びつける(こじつけともいう)ことはできます。いかに自分を客観的に見て、どう関係性を見出すかなんです。その関係性を見出した者勝ちなんです!

また、企業によっては、第一選考が書類審査である場合と、いきなり書類持参で面接である場合とがありますね。

わたしは、前社と後者で、履歴書の体裁を使いわけていました

どう使い分けるかというと、前者の書類は、アピールできるだけのことをアピールできるように、項目が細かくて多い体裁のものを使って、びっしりと書けるだけのことを書き込んでいました。

一方、後者の場合には、そんなに書き込んだ書類を持参してしまったら、大事な限られた面接時間を、相手に書類に目を通していただくことに終始してしまい、非常にもったいないことになってしまいます。ですから、こちらの場合には、項目もすくなく、簡潔な体裁のものを選び、相手はちらちらと目をやるくらいで済むような書類にしておく。そして、トークで押す(笑)! いや、これは冗談ではなく、実際に、面接「話す」というコミュニケーションが第一、コミュニケーションスキルを見る場でもありますから、トークで押しまくるべきなんです。

それから、作品がある場合には、かならず見てもらうこと!
そして、見てもらうには、見てもらえるだけの工夫をすること!

友人で、WEBデザイナーのアルバイト試験を受けていて、ことごとく落とされていったひとがいました。彼には、きちんとした「作品」もあったんです。でもね、彼は、その作品のURLを履歴書に書いていただけ。ただでさえ、企業は、何十、何百もの書類を受け取ります。こと、WEB関連は人気職種でもありますしね。そんな、履歴書に書かれたURLをわざわざ入力して見てみようなんてひとがいると思いますか? つまり、見てもらう工夫をしていなかったんですね。企業側の状況や手間などを想像してみれば、そんなやり方には、絶対にならないと思うんですけれどね。

採用試験に欠かせない、大事なことのひとつには、「(先方の状況・手間・どう受け止められるかといった心情などへの)想像力」が挙げられるといっていいでしょう。

それで、わたしが、その友人に勧めたのは、CD-Rで、トップページが自動再生されるようにしたものを、書類に同封すること。CD-Rなんて入れてくるひとはいないでしょうから、インパクトもありますよね。
でなければ、すくなくとも、作品のページをいくつかプリントアウトしたものを入れろと。でも、WEBサイトの作品なんてものは、紙で見ても、あまり意味がないんですよね。実物を扱ってもらって、ユーザビリティーなどを見てもらわないと。

結局、彼は、わたしのアドバイスを受け入れることなく、(それだけが理由だというような傲慢な考えはもっていませんが)希望の職に就くことはできませんでした。

あと、これは、わたしが最後まで及び腰でトライしなかったから、ぜひおなじようなひとがいたら、勇気をもってチャレンジしてみてもらいたいんだけれど、「学歴の壁」。わたしは、いま、通信制の大学に編入学して、心理学を最勉強していますが、現状、わたしの最終学歴は「白梅学園短期大学心理学科卒業(心理学の準学士)」短大卒なんです(しかも有名私立高校中退大検だし笑)。募集条件に「大卒以上」とあって、受けることを諦めてしまった企業もありました

でも、いま、こうして、自分が「採用する側」になってみると、思うんです
学歴なんて、カンケーなし!……って。

学生時代のことで、なにが大事かといったら、そのひとが、なにをどういう姿勢で学んできたかだと思うんです。だから、わたしは、よくいうんですけれど「学校名には興味がない。学部・学科名には興味がある」と。

「学部・学科名には興味がある」というのも、メタファーにしかすぎません、「なにを学んできたか」の。
どんな学問を、どんな姿勢で、学んできたか
もし、さらに加えて、社会で生きていく、働くといった、未来像につながるようなものがあれば、それはもうパーフェクト中のパーフェクトでしょう。ここも、先述の関係性を見出す力を使うところですね。

わたしだったら、
(A)有名大学卒の「学部学科は、とにかく、その学校に入れればどこでもいい」と入れるところに入って(それでも、まだ入学して勉強していくうちに、それなりのおもしろさや価値を見出して学ぶのならばいいのですが)、適当に単位だけとって卒業しました
(B)中卒、高卒、大検でも、とにかく「これを学びたい! こういったことを身につけて、自分の糧としたい!」という姿勢できました

という二人がいたら、間違いなく(B)を採用します。

求人広告に書かれている「大卒以上」「経験者のみ」「経験○年以上」といった事柄は、わーっと、大勢のひとが募集してきすぎることを防ぐために、ある程度、ふるいにかけているだけのこと。

わたしは、学歴にこだわらず、「大卒以上」と書かれている企業も受けてみればよかったな……と思っています。(後悔ではなく、反省ですけれど。「生きた反省はするけれど、死んだ後悔はしない」主義なので。)

だから、あなたにも、ぜひ「学歴の壁」あるいは「経験の有無や年数の壁」を乗り越えることにトライしてみてほしいなと、切に願います。結果云々ではありません。その経験は、かならず、あなたの糧になります。大事なのは「トライした」ということ、その勇気であって、結果ではありません。(もちろん、結果もオーライだと素晴らしいですけれどね^^)

ちなみに、そんな「学歴の壁」を乗り越え、高卒で(……って、高卒というのを特筆しなければならない現代日本というものに、わたしは疑問を感じますが、まぁここでは置いておいて)、いまでは3つの会社の経営をなさっている、橋本真由美さんのご著書です。↓
「コネなし、金なし、学歴なし。 ピンチをチャンスに変えるゼロからの成功法則」 橋本真由美 著 (PHP研究所)

――そんなこんなでってなわけですが、わたしは、こういった採用試験の受け方できて、あっさり落とされたというような経験はないですね。
こういった特殊な場合はありましたけれど^^

この話が、すこしでも、みなさんのお役に立てれば幸いです。

次回は、出版業界に特化したお話をしますね。

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本日のBGM♪ FACES PLACES / globe
あはははは~、書くときにこっぱずかしかったぞな♪(笑) でも、たまにゃー、こういう音楽を聴きたい日もあるんですの! もちろん、自分で買ったのではなく、友だちからもらったCDだけどね(ありがちな「借りて返してない」ではないゾ!)。
このCD、走りにいくときに、よく友だちが車内でかけていたから、聴いていると、ちょーそのころを思い出す。
出来事を思い出すのではなくて、そのときの風の香りや空気のかんじを思い出すの。むかしよく聴いていた音楽を聴いていると、当時をかならずこういうふうに回想するんだなー。なんか、胸の奥がきゅっとなるような不思議なかんじを覚えるんだぁ。
しかし、走り屋のナビギャル時代か……10年まえだァ~……箱崎埠頭、須崎埠頭、ショウケ峠、四王寺etc.etc――いまは当時の影もないけれど、楽しくて、バカばっかの思い出が、たくさんつまった場所だよ。最高にバカだったけど、最高に楽しかった……。

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コメント

この作戦、じゃなくて書き方すごいなあ。
なるほど、スキルアップの為、次のステップを学ぶために退社となると、話は別ですよね。急に「フリーター」という、ひとくくりから、ポンっと飛び出ますよね。私も長く勤めた事がないので、履歴書を書くとき悩んでいたんですよ。それと、胸の奥がきゅっとなる感じ、いっしょですね(^^)耳や鼻の記憶って視覚の記憶より、胸にきますよね。

投稿: | 2006/01/11 23:16

↑doorです…(^^ゞ

投稿: door | 2006/01/11 23:16

>doorさん
あるある^^<名まえ忘れ
作戦っていってOKですよ~、これは。戦略ですもん、まさに。

> スキルアップの為、次のステップを学ぶために
> 退社となると、話は別ですよね。
> 急に「フリーター」という、ひとくくりから、
> ポンっと飛び出ますよね
うんうん、ていうか、次に受ける企業に、前職をやめたことを「ステップアップのための退社」と「見せる」こともテクニックだと思うんです。
「フリーター」という括りから飛び出すというより、「“(偏見を含んだ意味での)フリーター”とは呼ばせねぇぞ」くらいの勢いですね。あくまで偏見を含んだ意味で「フリーター」という言葉が使われる場合に限ってですけどね。

「フリーターだけど、なにか問題あります?」――納税や年金の支払いなど、「成人としての義務」、どうせバイトだから~という軽々しい感覚ではなく、きっちり仕事として、意識を高く取り組んでいる「社会人としての義務」さえ果たしていれば、そんなふうにいうだけの権利はあると思うんです。もっと堂々と生きていいと思うんです。

> 私も長く勤めた事がないので、履歴書を
> 書くとき悩んでいたんですよ
ですよね、悩みますよね。ここにアクセスしてきてくれるひとたちのなかにも、「長続きしていない」「バイト経験しかない」といったひとたちが、履歴書や職務経歴書を書くにあたって悩んでいるひとが、すっごく多くて。
んーなもん、難なくクリアできますよって、これを書きました^^

> 耳や鼻の記憶って視覚の記憶より、胸
おぉ~感覚いっしょですか! 知覚仲間(え?)ですね!
そうそう、ちょっと切ないような懐かしいような……胸にこみあげてくるもの、じわじわと広がっていくもので、記憶がよみがえってくるんですよね。

そんなわたしは、また恥ずかしながら、朝からglobeかけてます(爆)

投稿: 大川内 麻里 | 2006/01/12 06:37

>トーク
分かります。気の利いたトークで「気が利いた奴」をアピールすると強いです。
何しろ、普通、企業が求めているのは、気が利く人ですから。

投稿: takeyan | 2006/01/13 00:32

>takeyanさん
おっしゃるとおり、まさに「気の利く人間」が求められていると思います。
「気が利く」というのは、非常に多くのコミュニケーションスキルや仕事の処理能力などにつながっていくものだからです。
主体性があるか、適切な場面で適切な配慮や判断をすることができるか、社内外に人脈を広くもっているか、自分の意見をもっているか、協調性があるか、企画やアイデアなどの発想力があるか、などなど……数えあげたらキリがないほど、takeyanさんのおっしゃる「気の利いた人間」というお言葉は深いものがあると思います。

投稿: 大川内 麻里 | 2006/01/13 07:19

このブログの記事もう4回ぐらい読んでるんですが、コメントできません!言いたい事、伝えたい事、表現したい事がドバーーーーっと出てきて、軽くコメントできないや。何か、mariさんの投稿って濃い!くっだらない事、例えば「今日ラーメン食べました~贅沢にもチャーシューでーす!イェイ♪、皆さんは何ラーメンとか好きなんですかぁ?」というような内容なら「ワシは醤油じゃ醤油、とんこつだぁ?プリン体多すぎで通風になって死にますよ?」と速攻レスができるんですが。

ま、また今度本題に対してレスしたいと思います!

投稿: gigababa | 2006/01/15 20:10

>ぎがばばさん
あっは~♪わたしのブログにはよくあることだけれど、これも分割して連載できたものを一気に書いてしまったのでね、レスしていただくのも大変ですよねゴメンナサイ^^;でも、そんなふうにいいたいことをレスしたいって思ってくださるのは、とってもうれしいことです。ありがとう!
ブログ本文自体が、分割できるネタなので、レスも分割でいいっすよー。
ちなみに、これに続くネタは、すでに仕込み済みですけれど、そっちは分割して書きます。

投稿: 大川内 麻里 | 2006/01/16 09:29

しかし、4回ってのがいいな。3回でも5回でも6回でもなく、4回! しかも、4回くらい! くらい!

一応、ブログは、それぞれでわけて使っているつもりで、
> 「今日ラーメン食べました~贅沢にも
> チャーシューでーす!イェイ♪、
> 皆さんは何ラーメンとか好きなんですかぁ?」
> というような内容
的なのは、基本的に「27歳起業女子の28になったんですけど、どーしてくれる linked with mixi」でやることに決めてるんす♪つっても、ギャグネタ多くはないですけどね。むかしミクシー日記で、長文ギャグネタ日記を書いていて、それは結構ウケテタんだけどなー。

「毒」と「笑い」のネタを常時探している人生ですから! 好きなことは、「笑うこと」「泣くこと」「考えること」です。

投稿: 大川内 麻里 | 2006/01/16 09:36

ちなみに、私も一つの組織で長続きしたことがありません。最長で6年。こんなことを言っていると同僚議員や県議が行動を怪しんだりして。

投稿: takeyan | 2006/01/26 14:59

>takeyanさん
あは♪そうなんですね♪
「任期は果たします」と、ここで注釈しておきますね(笑)

投稿: 大川内 麻里 | 2006/01/27 16:23

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