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生きているだけでいいじゃん。言い訳なんていらないよ。

女性限定の○○」「女性に特化した○○」「女性が優遇される○○」「女性だからこそできる○○」といったサービスや商品など、そして「女性は差別される存在であったから、男女平等を求めて云々」と、女性だけでかたまる集団、団体などが、「女性が、女性が」と過剰に女性性を強調しすぎるがあまり、かえって自らを差別される存在たらしめているのではないか。そして、男性を排斥し仕返しのごとく差別してしまう結果になってはいまいか
これは「女性が社会で働くということ――逆差別スパイラルに陥らないように」で、問題提起をしました。

今回は、それを書いているときに、ちらりと浮かんだ「フリーターやニート、転職ジプシー、学歴コンプレックスなどにも通ずるものがあるな」ということをテーマに書きます。
(「次回にでも」がいまになりました。ごめんなさい)

「彼ら」と総称しましょう。
社会と彼らとのあいだに起きていることは、鶏が先が卵が先かといった話

差別視があるから、閉塞感を感じる。閉塞感を感じて自暴自棄になったり、社会に積極的に+の方向でかかわろうという気が起きない。それが、またさらに差別を助長する。

わたしは、上記の条件(フリーターやニート、転職ジプシー、学歴コンプレックス)すべてに当てはまります
正社員で働いたことなんてないし。自分のやりたいことにたどりつくまで何度か転職してるし。学歴は高校中退の大検取得、短大卒だし。

だから、わたしとおなじ立場であった方々の痛みがわかるだけに、それを打破するように応援したくなるのです。
わかるからこそ、厳しくもなるのです。いつまでも自分に言い訳ばかりをしていてはいけないと。
わかるからこそ、やさしくもなれるのです。生きているだけでいいじゃんって。言い訳なんかいらないよって。

彼らは、もっと社会に大事にされるべき存在だと考えています。
でも、その前提として、彼らの側にだって、大きな問題や意識の低さがあり、まずはそこを改善せねばなりません。
彼らの意識を向上することが、彼らを社会に受け止めてもらい、企業にとっても被雇用者にとっても、いい好循環を生み出すのではないかと考えています。

だから、彼らと立場の近い存在として、まずわたしやるべきミッションは、彼らの意識向上、意識改革であると思っています。

フリーターへの自己啓発書。あってもいいと思いませんか?

【関連記事】
「フリーターに自信をもって「仕事」をしてほしい」
「ニートがアルバイトをしようとすると」
「出版社や編集プロダクションにて、編集者/ライターのアルバイト志望のみなさんへ」
「女性が社会で働くということ――逆差別スパイラルに陥らないように」
「消去法で夢を選ぶ人々」
「ビジネスマナーは誰かから教わるものだと思っていませんか? マナーがなっているだけでいいと思ってはいませんか?」など

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コメント

お久しぶりです。TBありがとうございます。

女性差別が一部の女性団体の男性排除にあるというご意見には賛同しかねます。日本では、女性の賃金は男性の約半分です。半ペイドワークという言葉もあるほどです。
狩猟・採集から農耕・牧畜、工業へと変化してきた歴史のなかで性役割分業が拡大し、今日の差別へと至っていると考えるほうがスッキリします。

なお、「生きているだけでいい」というのは、それこそ自己と他者による否定のしすぎによって自殺とかその一歩手前の人には大切な言葉だと思います。
だけど、少し元気になったり経済・肉体・精神などのゆとりがでてくると、それだけではすまなくなる。これは社会とか文化とか組織といったもののなかで生きる人間の、つらいところです。

自己啓発書。面白そうですね。あなたが書くのなら読んでみたいです。

ただ、それ以上に低賃金と長時間労働をなんとかしなければ。大阪地裁ではアルバイトの男性にも過労死判決が出ていますし。

投稿: ワタリ | 2006/01/11 07:41

>ワタリさん
トラックバック&コメント、ありがとうございます。すっかりご無沙汰してしまっておりました。

> 女性差別が一部の女性団体の男性排除にある
いえいえ、「女性差別の原因=特定の女性集団の男性排除」と考えているわけではなく、「女性性の強調→男女平等を求める→これまでの不平等さからすると、男女を平等にするには女性に特権を与えるくらいでバランスがとれる→女性の特権の過剰化→かえって女性を差別的存在に」で、「逆差別スパイラル」に陥っていると。「男性排除」は、あくまでも「女性の特権の過剰化」の「結果」として表われている現象であって、女性差別の「原因」視はしていないですよ。……って、表現の文章のつもりだったのですが、伝わりにくいものでしたかね。

引用元には「女性は損と思うことが損」という松永真理さんのお言葉をお借りいたしました。衝撃を受けて、そしてストンと胸に入ってきたお言葉でした。

性役割分業については、明治民法や教育勅語、戦後の新民法の流れなども、ご参考までに、お含み置きいただいた方がよろしいかもしれません。

> 低賃金と長時間労働
国が、どんな企業にも労働監査を義務として入れるべきだと思います。甘すぎます、現状は。法人税をすこしでも多くとりたいから見てみぬフリをしていますね、国は。会社法の改正なんて、モロに「個人からとれないぶん、法人から税金取りたい法」ですもの。

でも、アルバイトなど非正規雇用者なんて弱い立場の人間なんですから、声をあげることができない……内部告発したくでもできないんですよね。立場上も然りですが、また会社が存続できない状態に追い込まれる→自身も職を失うということですから。

投稿: 大川内 麻里 | 2006/01/11 20:34

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